虚構のアイランド


ほぼ毎日2本ずつ更新します。
下からお読みください。


後日まとめて掲載します。

無断転載はおやめください。

記事一覧

  • その498

    20240216(金)06:21
    空からの侵入ならば…。
    それも不可能に近い。

    【ペンタグラム】用のジェット機は一定の許可を得ないと飛ばせない。
    他の空用の機体は、この作戦で有効なものはなかった。
    空もまた、レーダー等で感知される。

    アイランド14

  • その497

    20240216(金)06:17
    綺麗な壁をよじ登ろうとするには、ロープでもあれば可能ではあるが…。
    境界線付近は警備が固い。
    ロープを引っ掛けただけでも、見張りの隊員に発見されるおそれがある。
    陸からの侵入では、成功率はかなり低い。

    アイランド14

  • その496

    20240215(木)10:56
    小型の潜水艦を忍ばせるには、最適だった。
    陸地で[ノース・エリア]を訪れるには、裏道ルートは存在しなかった。
    境界線ギリギリのところでコンクリートの塀が設けられおり、よじ登るのは困難を極めた。
    塀には窪みがなく、ツルツルである。

    アイランド14

  • その495

    20240215(木)10:52
    豪雨の大災害をきっかけに、世界各地の小島は沈んでしまい、多数の犠牲者を出した。
    多くの人命が失われた件について、私は非常に心が痛む。

    しかし、今は海が広がった件に関しては、有り難かった。

    アイランド14

  • その494

    20240214(水)06:31
    ★★★
    先述した通り、[スロープ・アイランド]は昔、日本の大阪が存在していた場所である。
    『大阪』と名乗っていた時から、西側は水面が広がっていた。
    陸地といえば、淡路島と奥の四国の島が、大橋で繋がれていた。

    アイランド14

  • その493

    20240214(水)06:25
    妙案を思いついた時、私は自然と口を開いていた。
    まずは、彼からの了承が必要だ。

    「ネロ?私の話を、ちゃんと聞いてくれる?」
    「燃華の…?」

    アイランド13

  • その492

    20240213(火)06:34
    巧妙に糸を引いているのなら、正攻法で[ノータブル]の離反を促すのは難しい。

    これは、念入りに作戦を練らないと、失敗に終わる。
    ならば、解決手段は…。

    アイランド13

  • その491

    20240213(火)06:31
    もしくは、輝には何かしらの秘密を握っているのかもしれない。
    誰にも公表できない真実を、扇浜のみが知っている。
    表向きには使命感というお手本みたいな思想を述べていて、裏では取引でもしているのだろう。

    アイランド13

  • その490

    20240212(月)09:39
    あの総指揮官の近くで立っているのならば、重要なポジションに就いたと推定される。
    一般企業でいう管理職の立場に穴が空くと、企業内部は混乱してしまう。
    [ノータブル]の混乱を見捨てるのを、輝は実行できるのだろうか?

    アイランド13

  • その489

    20240212(月)09:35
    扇浜の会見時では、輝は目立つ位置で画面に映っていた。
    あの時はネロに指摘されてから気がついたが、顔立ちはアイドル活動している時と同じだった。
    ただ、笑顔は見せず、真面目な面持ちを示していた。

    アイランド13