7・告白の日
★★★
「…本当にいいのか?3ヶ月固定でいくが…。」
[ラストコア]統制制御室。
西条司令、ジェームズさん、アレックスさんの3人がいる中で、私達3兄妹は更新の申請に行った。
手続きは書類で完結するので、出向かなくてもいいけども。
決意表明みたいな名目で、わざわざ行ったのだ。
「黒川は無理に続けなくてもいいと言ったぞ?」
「俺達も本人の口から聞きました。その上で続けたいんです。」
ジェームズさんの問いに和希兄ちゃんが返した。
アレックスさんは私達が書いた書類に目を通していた。
「ん?」
彼は書類を読んで、疑問を抱いた。
そう、実は申請書以外もあるんだ。
申請書の用紙と同サイズの小冊子を入れていたんだ。
題名は『マルロ・ヒーストン攻略法』とシンプルに書いた。
10ページ程なのですぐに読み終わる。
「昨日の、今日だぞ?よくまとめたな…。」
「今まで教わった知識もフル活用しましたよ。こちらを実現できるかは未知数ですけど。」
アレックスさんは小冊子をペラペラとめくった。
小冊子は西条司令とジェームズさんに渡っていった。
「仮想空間…ありきたりのようだが、実現は厳しいな。」
アレックスさんは首を傾げて言った。
「一部だけでもいいんですが…。」
「敵がどこに降りてくるか、特定が厳しいからな。」
「…本当にいいのか?3ヶ月固定でいくが…。」
[ラストコア]統制制御室。
西条司令、ジェームズさん、アレックスさんの3人がいる中で、私達3兄妹は更新の申請に行った。
手続きは書類で完結するので、出向かなくてもいいけども。
決意表明みたいな名目で、わざわざ行ったのだ。
「黒川は無理に続けなくてもいいと言ったぞ?」
「俺達も本人の口から聞きました。その上で続けたいんです。」
ジェームズさんの問いに和希兄ちゃんが返した。
アレックスさんは私達が書いた書類に目を通していた。
「ん?」
彼は書類を読んで、疑問を抱いた。
そう、実は申請書以外もあるんだ。
申請書の用紙と同サイズの小冊子を入れていたんだ。
題名は『マルロ・ヒーストン攻略法』とシンプルに書いた。
10ページ程なのですぐに読み終わる。
「昨日の、今日だぞ?よくまとめたな…。」
「今まで教わった知識もフル活用しましたよ。こちらを実現できるかは未知数ですけど。」
アレックスさんは小冊子をペラペラとめくった。
小冊子は西条司令とジェームズさんに渡っていった。
「仮想空間…ありきたりのようだが、実現は厳しいな。」
アレックスさんは首を傾げて言った。
「一部だけでもいいんですが…。」
「敵がどこに降りてくるか、特定が厳しいからな。」