6・暴露の日
☆☆☆
ニシアの襲撃があった日の翌日。実際の時間は当日だが。
[ラストコア]本部の統制制御室では、上層部の緊急会議が開かれた。
集まったのは宗太郎、ジェームズ、アレックス、武人と…傘下の各責任者数名だった。
白井3兄妹とリュート一行はこの部屋にはいなかった。
「今回の重要事項をおさらいする。
まず重要な[宇宙犯罪者]の撲滅が終わるまでは屋外のレジャー活動は禁止にする。外出時は私の許可をとるように。」
宗太郎はスラスラと述べた。
傘下の責任者達は一斉にハイ!と大きく返事した。
「あともう1つ…。黒川、いいか?」
宗太郎は武人を指名した。
「ええよ?まあ、いつもの内容やけどな。」
武人が前に立った。
「2点程言うわ。1つは宇宙進出を目指したい。」
周りがあー、と頷いていた。頭を掻く人もいた。
「難しい課題やと思う。でも今は強力な助っ人がおる。フレアランス家の王子一行や。」
「そうか!彼らは土星圏の出身!」
責任者達の中の1人が言った。
「詳しい内容は王子には話している。大型宇宙船【フレアランス5】からの情報待ちだ。
他の土星圏の星々からの応援を要請しているようだ。」
アレックスが説明した。これで周囲の人間達は納得した。
武人はもう1つの事項を話した。
それは動揺を誘う内容だ。
ニシアの襲撃があった日の翌日。実際の時間は当日だが。
[ラストコア]本部の統制制御室では、上層部の緊急会議が開かれた。
集まったのは宗太郎、ジェームズ、アレックス、武人と…傘下の各責任者数名だった。
白井3兄妹とリュート一行はこの部屋にはいなかった。
「今回の重要事項をおさらいする。
まず重要な[宇宙犯罪者]の撲滅が終わるまでは屋外のレジャー活動は禁止にする。外出時は私の許可をとるように。」
宗太郎はスラスラと述べた。
傘下の責任者達は一斉にハイ!と大きく返事した。
「あともう1つ…。黒川、いいか?」
宗太郎は武人を指名した。
「ええよ?まあ、いつもの内容やけどな。」
武人が前に立った。
「2点程言うわ。1つは宇宙進出を目指したい。」
周りがあー、と頷いていた。頭を掻く人もいた。
「難しい課題やと思う。でも今は強力な助っ人がおる。フレアランス家の王子一行や。」
「そうか!彼らは土星圏の出身!」
責任者達の中の1人が言った。
「詳しい内容は王子には話している。大型宇宙船【フレアランス5】からの情報待ちだ。
他の土星圏の星々からの応援を要請しているようだ。」
アレックスが説明した。これで周囲の人間達は納得した。
武人はもう1つの事項を話した。
それは動揺を誘う内容だ。