6・暴露の日
☆☆☆
愛嬌湾上空に、HRの軍団がやって来た。
各々が魔法使いのロッドを右手に持っている。
過去に、エスト戦に挑まれた経験のある武人は、この軍団を率いる者が誰か特定できた。
『マルロ…ヒーストン!』
武人は既にHR形態【ブラッドガンナー】へと変身していた。
武人は左右を見渡した。マルロを探すためだ。
しかし、全て似たようなHR形態のロボばかりであった。
数が多すぎるのもあってか、隈なく探すのが難しかった。
『またコソコソ隠れとるんかいな!
出て来いや!出ないとその目の前のデカい宇宙船を撃ち抜くで!』
武人は片手持ちの大砲を出した。
撃墜予告を受けた宇宙船は静かだった。
『隊長、奴は隊長を…。』
「奴の相手はしない。船本体でも武装はいくらでもある。」
汎用ミサイルを放て、とマルロは部下に指示を下した。
ミサイルは様々な方向に散らばって飛んでいた。マルロの味方は避けた。
武人は…被害縮小の為撃ち落とした。
ミサイルの数も多いので、あらかじめ[ラストコア]本部から射出されたAIもミサイル迎撃に参加した。
【ブラッドガンナー】は落ちなかったが、AIの落ちる様は確認できた。
落ちるAIとすれ違いで【ホーンフレア5th】も飛んできた。
『黒川!』
『王子遅かったやん?何かあったん?』
愛嬌湾上空に、HRの軍団がやって来た。
各々が魔法使いのロッドを右手に持っている。
過去に、エスト戦に挑まれた経験のある武人は、この軍団を率いる者が誰か特定できた。
『マルロ…ヒーストン!』
武人は既にHR形態【ブラッドガンナー】へと変身していた。
武人は左右を見渡した。マルロを探すためだ。
しかし、全て似たようなHR形態のロボばかりであった。
数が多すぎるのもあってか、隈なく探すのが難しかった。
『またコソコソ隠れとるんかいな!
出て来いや!出ないとその目の前のデカい宇宙船を撃ち抜くで!』
武人は片手持ちの大砲を出した。
撃墜予告を受けた宇宙船は静かだった。
『隊長、奴は隊長を…。』
「奴の相手はしない。船本体でも武装はいくらでもある。」
汎用ミサイルを放て、とマルロは部下に指示を下した。
ミサイルは様々な方向に散らばって飛んでいた。マルロの味方は避けた。
武人は…被害縮小の為撃ち落とした。
ミサイルの数も多いので、あらかじめ[ラストコア]本部から射出されたAIもミサイル迎撃に参加した。
【ブラッドガンナー】は落ちなかったが、AIの落ちる様は確認できた。
落ちるAIとすれ違いで【ホーンフレア5th】も飛んできた。
『黒川!』
『王子遅かったやん?何かあったん?』