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リュートとサレンは、アレックスの自室で戦闘の様子を、映像で観ていた。
その後の未衣子達が叱られる場面も。
「流石にそれを掘り起こされるとこたえるな。」
「え？」
「いや、何でもない。」
アレックスが呟いているのをサレンは聞いたが、彼が問題視してないので気にしなかった。
「長時間の閲覧ご苦労様。飲み物入れるが…。」
「お茶を頂けるか？食堂で飲んだ飲料が美味しかった。」
「私もお茶が美味しかったです！何か手伝いましょうか？」
「お茶汲みなら慣れている。大丈夫だ。」
アレックスは自室の隅にあるキッチン台へ行き、冷蔵庫の扉を開け、お茶のボトルを取った。
リュートとサレンは待っている間、話を始めた。
「ＨＲを改心させる、ねぇ。あの子達度胸はあるけども、行動が無謀すぎたわね。」
「あの単純な犯罪者だったからよかったものの…下手をすると子供達はやられかねなかった。」
「黒川さん？あの人銃の使い手だし、代わりに行ったら良かったのに。」