4・暴挙の日

『だったら、俺と子供らは離れた方がええな。』
『輸送シャトルは2機稼働してるわ。一度補修作業を受けた方が…。』
『どう見てもお姉ちゃん達の方がやらなきゃいけないんじゃあ…。』
『この作戦が成功すればよい。とにかく、奴と一緒に離れてくれ。』
私達は一旦、シャトルへ戻る事になった。
『くっ、また、逃げるのか!グオオオオ!』
敵のロボが片手の拳を地面に打ちつけた。
私達は飛んでいて被害は少ないが、島に穴があき、周辺の海から大きな波ができた。
あんな攻撃を直にくらったら…命の危険だ。
情けないけど、これはサバイバルみたいな仕事。
王子の秘策に従おう。
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