4・暴挙の日

☆☆☆
『何故ですか!このままだと…。』
『ええか?こいつはダメージを受けるとデカくなる!乱雑に攻撃したら大変になるで!』
じゃあ…孤島が多少変形してるのは…。
『今はリュート達の攻撃待ちや。一撃必殺の技やと。それからの判断でも遅くはない!念のための対策として島を削ってんや!』
『リュート?』
『王子様がな、今回協力してくれとる!もうすぐ落ちる頃や。』
武人兄ちゃんの言う通りで。
落雷の如く、敵のロボの真上から、王子のロボが落ちてきた。
槍の矛先は下へまっすぐに向けて。
敵のロボの頭に突き刺した。
王子のロボは槍を引っこ抜き、すぐに後ろに下がった。
当然の如く、敵のロボは痛みでのたうち回った。
その間、王子が言った。
『[ラストコア]の子供達よ!私は君達の行動に感銘を受けた!我々は君達の味方になる!我々に勇気をくれた事を感謝する!』
『あれは未衣子が…。』
『ええやんか。好意は素直に受け取り?この戦闘が終わってからやけど。』
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