4・暴挙の日
制服のままで来たから、パイロットスーツに着替えるのには手間取った。
[ラストコア]内だったらスカートをロッカーにしまえるけど、今はコックピットの中。
恥ずかしいけど、スカートを脱いで下に捨て置くしかない。
汚れたらクリーニングに出して、帰りは替えのスカートでも履いて帰ろう。
「着替え終わりました。」
『僕も。』『俺も!』
『わかった。このまま現場に直行する。太平洋の孤島に敵は着地をしたようだ。』
『被害者は…。』
『無人島だから被害報告はないが…近辺の島や大陸には避難誘導を行なっている。』
よかった。
和希兄ちゃんの問いで気にした事が、1つ解決した。
『いいかい?くれぐれも前みたいに変な気を起こさないように!何か困った事があれば聞くんだよ!』
「はい!」
私達兄妹は揃って返事をした。
モニター画面にはカーナビの様な地図が出てきて、私達を青い光の点でチカチカさせていた。
赤い光の点…敵に近づいているのも読み取れていた。
[ラストコア]内だったらスカートをロッカーにしまえるけど、今はコックピットの中。
恥ずかしいけど、スカートを脱いで下に捨て置くしかない。
汚れたらクリーニングに出して、帰りは替えのスカートでも履いて帰ろう。
「着替え終わりました。」
『僕も。』『俺も!』
『わかった。このまま現場に直行する。太平洋の孤島に敵は着地をしたようだ。』
『被害者は…。』
『無人島だから被害報告はないが…近辺の島や大陸には避難誘導を行なっている。』
よかった。
和希兄ちゃんの問いで気にした事が、1つ解決した。
『いいかい?くれぐれも前みたいに変な気を起こさないように!何か困った事があれば聞くんだよ!』
「はい!」
私達兄妹は揃って返事をした。
モニター画面にはカーナビの様な地図が出てきて、私達を青い光の点でチカチカさせていた。
赤い光の点…敵に近づいているのも読み取れていた。