4・暴挙の日
もうそんなやり取りを…と武人は思った。
だが感心している暇はない。
この短時間でも、敵は地球の一部を破壊している可能性があるからだ。
「このシャトルに我が装備を積んだ!私達も乗せてくれ!」
「…わかった。せやけど、ピーピー泣くんやないで!」
「私はそこまで弱虫ではない!」
シャトル乗り口の階段を、3人は急いで駆け上がった。
リュートの後ろ姿をサレンは、
(血は通ってなくても王子は王子。子供達が彼の刺激剤になってくれて、よかった。)
と笑っていた。
リュートとサレンは【ホーンフレア5th】に。
武人は格納庫の脱出口で待機した。
シャトルは発進した。
だが感心している暇はない。
この短時間でも、敵は地球の一部を破壊している可能性があるからだ。
「このシャトルに我が装備を積んだ!私達も乗せてくれ!」
「…わかった。せやけど、ピーピー泣くんやないで!」
「私はそこまで弱虫ではない!」
シャトル乗り口の階段を、3人は急いで駆け上がった。
リュートの後ろ姿をサレンは、
(血は通ってなくても王子は王子。子供達が彼の刺激剤になってくれて、よかった。)
と笑っていた。
リュートとサレンは【ホーンフレア5th】に。
武人は格納庫の脱出口で待機した。
シャトルは発進した。