3・糾弾の日
時間は夜になった。
今日も[ラストコア]内で泊まる予定で、私は基地内を歩いていた。
すると、私は外を眺めている武人兄ちゃんを見つけた。
外と言っても…実際は海底の映像であるが。
「兄ちゃん?」
私は声をかけてみた。
兄ちゃんは気づいて、私の方へ向いた。
沈んでる様な表情だった。
「未衣子か…?」「どうしたの?」
「大した事ないで?未衣子はどうしたんや?」
「今から閲覧室に行って…勉強しようかなって。」
「未衣子は熱心やなぁ…。」
それからは、中々言葉が続かない。
武人兄ちゃんも、あの戦闘が気掛かりなのかもしれない。
当事者だもの、気になるのは当然だよ。
なんとか…気まずい雰囲気を打開しなきゃ…。
「あの…。」「なあ未衣子。」
私は名前を呼ばれた。
この時、自分の体を震わせた。
「お前にとっては、俺はどう映るんや…?」
それって…私からの客観的視点が欲しいの?
私は正直に答えた。
「兄ちゃんは優しい人だよ。命の恩人だよ。」
今日も[ラストコア]内で泊まる予定で、私は基地内を歩いていた。
すると、私は外を眺めている武人兄ちゃんを見つけた。
外と言っても…実際は海底の映像であるが。
「兄ちゃん?」
私は声をかけてみた。
兄ちゃんは気づいて、私の方へ向いた。
沈んでる様な表情だった。
「未衣子か…?」「どうしたの?」
「大した事ないで?未衣子はどうしたんや?」
「今から閲覧室に行って…勉強しようかなって。」
「未衣子は熱心やなぁ…。」
それからは、中々言葉が続かない。
武人兄ちゃんも、あの戦闘が気掛かりなのかもしれない。
当事者だもの、気になるのは当然だよ。
なんとか…気まずい雰囲気を打開しなきゃ…。
「あの…。」「なあ未衣子。」
私は名前を呼ばれた。
この時、自分の体を震わせた。
「お前にとっては、俺はどう映るんや…?」
それって…私からの客観的視点が欲しいの?
私は正直に答えた。
「兄ちゃんは優しい人だよ。命の恩人だよ。」