3・糾弾の日
☆☆☆
ジェット機状態の【パスティーユ】に、私と2人の兄は乗っていた。
ジェット機は動いてない。
収容している輸送シャトル内でじっとしていた。
でも、進路は確認できた。
モニター画面にカーナビのような地図が表示され、私達と敵の位置も把握されていた。
敵は海外の荒地にいるらしい。
『発進したら戦場や。何度も言うけど、生き残りたいんやったら勝つんや。それがどんな強敵でもや。』
武人兄ちゃんの、暴論に聞こえる発言。
でも、2度も経験したらそれはまさに教訓だと気付かされた。
今もまだ怖い。でも逃げてたら私達がやられるし、地球までもが…。
考えるとゾッとしてる。
武人兄ちゃんは小さい脱出口の前にいた。
補聴器を付けているので、私達や[ラストコア]の人達と連絡が取れる。
『敵を確認しました。拡大します。』
シャトルの操縦士が言った。モニターでも、敵の姿が見えたけど。
「あれ…?【ホルプレス】じゃ、ない?」
『本当だ!全然違うぞ!』
ジェット機状態の【パスティーユ】に、私と2人の兄は乗っていた。
ジェット機は動いてない。
収容している輸送シャトル内でじっとしていた。
でも、進路は確認できた。
モニター画面にカーナビのような地図が表示され、私達と敵の位置も把握されていた。
敵は海外の荒地にいるらしい。
『発進したら戦場や。何度も言うけど、生き残りたいんやったら勝つんや。それがどんな強敵でもや。』
武人兄ちゃんの、暴論に聞こえる発言。
でも、2度も経験したらそれはまさに教訓だと気付かされた。
今もまだ怖い。でも逃げてたら私達がやられるし、地球までもが…。
考えるとゾッとしてる。
武人兄ちゃんは小さい脱出口の前にいた。
補聴器を付けているので、私達や[ラストコア]の人達と連絡が取れる。
『敵を確認しました。拡大します。』
シャトルの操縦士が言った。モニターでも、敵の姿が見えたけど。
「あれ…?【ホルプレス】じゃ、ない?」
『本当だ!全然違うぞ!』