3・糾弾の日
☆☆☆
マニュアル操縦時での初陣後も、私は毎日[ラストコア]に通っていた。
武人兄ちゃんの問いには答えられなかったけど、だからと言って、サボる理由にはならない。
せめて、私にできる精一杯の努力をしなければ。
次の学校休日。朝から来ていた私は、昼食を食堂で取るようにした。
正午だとやはり人は多い。
でも、座席は確保しやすいので、この多さは苦じゃなかった。
栄養満点なメニューを注文して、席を決めようとすると、ある人物を見つけた。
端の座席で1人座る男性。食事は飲み物とパンだけ。
私はこの人を知っていた。
武人兄ちゃんに挑んだリュート王子だった。
「あの…向かい、いいですか?」
私は先に聞いた。
黙って座るのは相手側が不愉快になるかもしれないから。
王子の返事は。
「ああ…構わない。」
OKらしいけど、どこか元気がない。
やっぱりこの前の戦闘を引きずっているんだ。
私は悩みを聞いてあげようと、向かいの席についた。
マニュアル操縦時での初陣後も、私は毎日[ラストコア]に通っていた。
武人兄ちゃんの問いには答えられなかったけど、だからと言って、サボる理由にはならない。
せめて、私にできる精一杯の努力をしなければ。
次の学校休日。朝から来ていた私は、昼食を食堂で取るようにした。
正午だとやはり人は多い。
でも、座席は確保しやすいので、この多さは苦じゃなかった。
栄養満点なメニューを注文して、席を決めようとすると、ある人物を見つけた。
端の座席で1人座る男性。食事は飲み物とパンだけ。
私はこの人を知っていた。
武人兄ちゃんに挑んだリュート王子だった。
「あの…向かい、いいですか?」
私は先に聞いた。
黙って座るのは相手側が不愉快になるかもしれないから。
王子の返事は。
「ああ…構わない。」
OKらしいけど、どこか元気がない。
やっぱりこの前の戦闘を引きずっているんだ。
私は悩みを聞いてあげようと、向かいの席についた。