2・復讐の日

リュートは疑問に感じた。
「地球の施設だけど電波を受信できる。地球でも相当機能を備えていると見て取れるわ。」
「地球は各国で言論統制等の規制があり、それが技術の進歩も阻害されているようでして…。」
サレンと操縦士が解説した。

「地球上では戦争が絶えないとは聞いたが…。」
「私達ほど脅威的な能力は持ってないわ。もちろん技術力もね。」
「そうだな…。決断なのだが、そのようなHRとは結びつきはない。だから受け入れてほしいと。」
「書き留めなくてもいいの?」
「答えるなら手短でいい。忘れないうちに発信する。」
リュートは再度装置の前に立った。
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