1・正夢の日
☆☆☆
敵のロボは見事に自爆のような爆発を起こした。
私達のロボはあのロボにはそんなに手を加えた、感触がない。
おまけに、私達のロボは現在、男の人が言う《自動操縦》のおかげで、私達自身は何もしていない。
ただ、両脇のレバーを握っていただけである。
ずっとレバーを握っていたから、レバーが汗で濡れた。
ずっとロボに振り回されてたから、心臓バクバクしたし、息も荒い。
でも敵が爆発したら、ロボは落ち着いた。
『破片が落ちそうやけど、拾ってくれるから心配せんでええ。一旦戻ろうな。』
後ろに俺がついとると、男の人が言った。
男の人の言う通り、爆発で出てきた破片はやってきた小型ロボが回収していた。
それはモニターで確認したからいいけど。
『いろいろ出てきたよなあ。敵を縛りつけた上でパンチかよ…。』
勇希兄ちゃんの声だった。
コクピット内で終始、1番うるさかったのは彼である。
敵のロボは見事に自爆のような爆発を起こした。
私達のロボはあのロボにはそんなに手を加えた、感触がない。
おまけに、私達のロボは現在、男の人が言う《自動操縦》のおかげで、私達自身は何もしていない。
ただ、両脇のレバーを握っていただけである。
ずっとレバーを握っていたから、レバーが汗で濡れた。
ずっとロボに振り回されてたから、心臓バクバクしたし、息も荒い。
でも敵が爆発したら、ロボは落ち着いた。
『破片が落ちそうやけど、拾ってくれるから心配せんでええ。一旦戻ろうな。』
後ろに俺がついとると、男の人が言った。
男の人の言う通り、爆発で出てきた破片はやってきた小型ロボが回収していた。
それはモニターで確認したからいいけど。
『いろいろ出てきたよなあ。敵を縛りつけた上でパンチかよ…。』
勇希兄ちゃんの声だった。
コクピット内で終始、1番うるさかったのは彼である。