ハロー!ウィザーティングワールド
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太陽が沈んで月が出てを繰り返し迎えた1971年9月1日。魔法使いの子供にしか送られない学校、ホグワーツへの入学案内を手にエバンズ一家とスネイプ一家はキング・クロス駅にいた。9と4分の3番線にてエバンズ一家が仲睦まじげに話している。少し離れた場所でスネイプの母親がちょくちょくエバンズ一家のうちの一人を盗み見ていた。泣きすぎて身体が変色しカスピ海のようなターコイズブルーになっているのはサルビア・エバンズ。
「ヒィググズ…おえっゲホッ、あ、ああ」
「ダメ。絶対に譲らないわ。手紙のやり取りは週一。姉さんが送る羊皮紙は二巻まで。それを遵守しないと手紙は出さない」
「グスッあうううう、ビシャムグムグズゾゾゾゾ」
「ダンブルドア校長を脅すなんて絶対にしないで!あの人私がなんでホグワーツに行けないかとても分かりやすく説明してくれたし姉さんが出したクレーム文一万通全て事細やかに返事してくれた聖人よ!?リリー、姉さんがダンブルドアさんを困らせないよう見張っといて」
「もちろん」
「ほらほらもうすぐ列車が来るわ!今生の別れじゃあるまいしサルビア姉さんはとっとと行ってきなさい!」
「ゥヒィィィィィンンン!!!(空中にうつ伏せになって辺りを転がっている)」
「今すぐプラットフォームに行かないと学校で彼氏を作るわよ」
「シュバッ(時速100キロを出し残像を五個残して改札口の柵に向かって体当たりしていく)」
サルビアが柵を通り抜けていったタイミングで母親と別れたセブルスがエバンズ一家に訪れる。そのタイミングで柵の向こう側から「おどれ私がいないからってここぞとばかりに両親に媚び売ってんじゃねえぞ!!!」と怒鳴り声が響くのにセブルスとペチュニア以外の三人が穏やかに笑った。スネイプの母親はあの一家と仲良くしてる息子に尊敬の念を抱いた。あんたどこへでもやっていけるよ。
「じゃあ私もそろそろ行くわ。チュニー、母さん、父さん、行ってきます」
「行ってらっしゃい。ねえスネイプ君、二人をよろしくね」
「わかりました」
「パパからスネイプ君にお願いなんだけど。リリーは問題ないと思うけどサルビアはちょっとやんちゃだからさ。何かやらかしそうだったら止めてくれると助かるんだけど出来る?」
「(絶対に無理なので断固拒否したいけどリリーの両親の手前なので無碍にはしたくないから形だけの)努力はします」
「おお助かるよ」
「ねえあんた耳貸しなさい」
「お前の姉と違い取り外しはできんぞ」
「比喩に決まってるでしょバカね。…ねえ私実はあんたの恋路を応援してるのよ。ほんとうに貴方が好きなのがリリーなら、ね」
「!」
「ねえセブ行きましょう。早くしないと姉さんが柵を壊しちゃう」
「あ、ああ」
「行ってらっしゃいリリー。そしてセブルス、あんたは精々ホグワーツで悩み悶えて苦しみなさい」
二人は柵に向かうギリギリで手を振り向こう側に吸い込まれていった。
「行っちゃった。ねえペチュニア、さっきスネイプ君になんて言ったの?」
「姉さんを好きになるなんて100万年早いって」
「おや手厳しい」
「パパもそうでしょう。スネイプが家に来るたびに猟銃磨いてたじゃない」
「ハハッ(暗黒微笑)」
とっくのとうにロンドンを後にした汽車は田園地帯に突入していた。見渡す限り緑ではなく田んぼや牧草などで微妙に色が違うのを眺めながらスネイプは正面に目を向けた。スネイプと同じようにローブに着替えたリリーが銀のスライム状になった姉を膝下に乗せて撫でている。スネイプはサルビアが人間としての肉体を維持できなくなったのに驚きもしないのに慣れを感じつつローブから杖を取り出した。それが向けられた先は入り口にある窓ガラスだ。
「あいつらを黙らせるかい?」
「まだ手を出されてないからダメ。イタズラを仕掛けてきたら正当防衛を盾にコテンパンにしちゃいましょう」
現在コンパートメントの窓ガラスには二人の男子がちらちらと中を覗いている。大方スライム状になったサルビアにちょっかいをかけたいのだとスネイプは推測している。もし注意するならこれはすぐに逃亡するから倒すにはあまりおすすめはしないし経験値もアップしないと注意するのは建前をスネイプは述べようとしている。本音としては覚えたての闇の呪文を使って追い払いたい。しかし魔法を使うタイミングはまだであるとプロの視点で語ったリリーに従い杖を下す。リリーはぱっと見穏やかで暴力を嫌がりそうだと思い込まれやすいが実際は割と勝気な美少女である。話し合いができない?なら殴り合いをしましょうを平然と口にするたくましさがある。リリーの作戦にスネイプが頼もしさを覚えているとガラガラと戸が開いた。二人とはぐれスライム一匹は自然と入り口に首を向ける。入ってきたのはやはりというべきか中を盗み見していた少年であった。図々しくも我が物顔で入ってきた二人のうち一人を見てスネイプの苛立ちゲージが一気に上がった。
「席が二つ開いているから同席を頼みたいんだけどいいかな」
「おあいにく様。ここは姉さんの席なの。一人しか座れないから貴方はあっちに行って」
「釣れないねえ」
細身で黒髪の少年がリリーの物言いに大袈裟に肩をすくめる。くしゃくしゃの髪型とどことなく可愛がられてきた雰囲気の眼鏡の少年にスネイプの苛立ちポイントが追加されるが大量加算されたのはその人物ではない。気に食わない相手だとロックオンしたのはもう一人の方。リリーのピンチにすぐさま人体になって悪鬼へと進化したサルビアを一心に見つめる少年を視界に入れた途端スネイプのイライラポイントが10000点追加された。もう一人の少年はシルクのシャツとオーダーメードのジャケットとパンツを着ており明らかに金持ちの息子だろうと一目でわかる。しかも顔立ちが端正なのと暗めの雰囲気が一層スネイプの癪に触っていた。キャラ被りしてんだよてめえと喧嘩を売りたいスネイプが悶々としている横で、サルビアは鋭い牙と角を生やしくしゃくしゃの黒髪の少年に向かってガチガチと威嚇していた。スライムからバケモンに変化を遂げたサルビアにドン引きする眼鏡をかけた少年。彼女の変身を見た人間はそういう反応をするのだ。
「今の発言を聞いたかジェームズ。君はお呼びでないんだと。僕がここに残るからお邪魔虫君はルーピンの所に戻ってな」
「おいおい裏切るなよ兄弟。僕は天から舞い降りた麗しきレディと話したいんだ。お嬢さんお名前は?」
「kill you」
「イダダダダダダダ!!!!ちょ、やめ、やめろって!シリウスも笑ってないでこいつ退かして!」
不機嫌なリリーに手を伸ばそうとしたくしゃくしゃな髪質の少年、ジェームズだが彼の行為を見逃すサルビアいない。他の三人はサルビアの動きをいち早く察して端に移る。移動に遅れたジェームズを見逃さず瞬時に捕獲したサルビアは海老固めを喰らわせた。20回目のギブアップ宣言でようやく解放した時にジェームズは涙目になっていたのにリリーは少しだけ胸をときめかせた。理不尽にプロレス技をくらったジェームズが可哀想とかではなく生意気で横暴な男の子がふと見せた弱気な態度に胸をときめかせたのだ。ジェームズの可愛いさに悶えつつもリリーは低い声で二人に退室を命じた。
「可愛いお嬢さんの命令なら仕方ない。そいつがいない時にまた話しかけるよ。ホグワーツでは僕と一緒のグリフィンドールに選ばれるといいね」
「またな」
名残惜し気に何度も振り返るシリウスと名乗った少年の態度にスネイプの腹の虫は治るどころか爆発寸前であった。ジェームズに向かって塩を撒くサルビアがそんなに面白かったのだろうか。あれが面白いなら顔が溶けたあいつを見てみろくっっそ怖いから夢に出てくる。邪魔者を追い払い楽しくお喋りするエバンズ姉妹の会話を聴きながらスネイプ必死に大声を上げたい衝動を抑え付けていた。憤怒の原因を頭から片付けようとしても一向に消えない。むしろ時間が経つたびに火力が増していく。念願のホグワーツに行けるからはしゃぎすぎて身体でも壊したか?と訝しんでいると車内販売のアナウンスを聞いて座ったままジャンプするサルビアを見て少しだけムカムカが取れた。その後百味ビーンズでゲロ味を十回連続で当てたサルビアのしょんぼり顔を見る頃にはスネイプの苛立ちはすっかり消え失せていた。カメレオンのように舌を伸ばし逃げようとする蛙チョコレートを捕食しているサルビアが写真を見て眉を顰める。
「げ、けちんぼジジイダンブルドアじゃん」
「頼むからホグワーツで校長先生をそんな呼び方するなよ」
「だってぇチュニーをホグワーツにぃ入れてくれなかったしぃ」
「汽車の車輪にくっ付けたくなるようなうざい喋りやめろ。仮にノーマジがホグワーツに来れても辛いだけさ」
「そうね。ノーマジは純血主義の人によく思われてないみたいだし。チュニーの安全を考えれば仕方のないことよ」
「つまり純血主義を滅ぼせばいいってことか」
「綺麗な目をしてジェノサイド宣言するんじゃない。はぁ、お前はグリフィンドールは絶対無理だな」
「お前もな」
「僕は優秀だからスリザリンに選ばれるんだ。もちろんリリーも優秀だからスリザリンだ。お前はあまりモノ枠でスリザリンな」
「わあ三人同じ寮だったらすごい楽しいわ。そうなるといいな」
「安心して。どんな寮に選ばれようといかなる手を使ってでも私はリリーのいる寮に入るよ。スネイプは嵩張るからトランクに詰め込んでおこうね」
「ええそうね」
「リリーちょっと待って僕が荷物扱いされてるのを疑問に思ってもっと違和感を抱いて」
「ヒィググズ…おえっゲホッ、あ、ああ」
「ダメ。絶対に譲らないわ。手紙のやり取りは週一。姉さんが送る羊皮紙は二巻まで。それを遵守しないと手紙は出さない」
「グスッあうううう、ビシャムグムグズゾゾゾゾ」
「ダンブルドア校長を脅すなんて絶対にしないで!あの人私がなんでホグワーツに行けないかとても分かりやすく説明してくれたし姉さんが出したクレーム文一万通全て事細やかに返事してくれた聖人よ!?リリー、姉さんがダンブルドアさんを困らせないよう見張っといて」
「もちろん」
「ほらほらもうすぐ列車が来るわ!今生の別れじゃあるまいしサルビア姉さんはとっとと行ってきなさい!」
「ゥヒィィィィィンンン!!!(空中にうつ伏せになって辺りを転がっている)」
「今すぐプラットフォームに行かないと学校で彼氏を作るわよ」
「シュバッ(時速100キロを出し残像を五個残して改札口の柵に向かって体当たりしていく)」
サルビアが柵を通り抜けていったタイミングで母親と別れたセブルスがエバンズ一家に訪れる。そのタイミングで柵の向こう側から「おどれ私がいないからってここぞとばかりに両親に媚び売ってんじゃねえぞ!!!」と怒鳴り声が響くのにセブルスとペチュニア以外の三人が穏やかに笑った。スネイプの母親はあの一家と仲良くしてる息子に尊敬の念を抱いた。あんたどこへでもやっていけるよ。
「じゃあ私もそろそろ行くわ。チュニー、母さん、父さん、行ってきます」
「行ってらっしゃい。ねえスネイプ君、二人をよろしくね」
「わかりました」
「パパからスネイプ君にお願いなんだけど。リリーは問題ないと思うけどサルビアはちょっとやんちゃだからさ。何かやらかしそうだったら止めてくれると助かるんだけど出来る?」
「(絶対に無理なので断固拒否したいけどリリーの両親の手前なので無碍にはしたくないから形だけの)努力はします」
「おお助かるよ」
「ねえあんた耳貸しなさい」
「お前の姉と違い取り外しはできんぞ」
「比喩に決まってるでしょバカね。…ねえ私実はあんたの恋路を応援してるのよ。ほんとうに貴方が好きなのがリリーなら、ね」
「!」
「ねえセブ行きましょう。早くしないと姉さんが柵を壊しちゃう」
「あ、ああ」
「行ってらっしゃいリリー。そしてセブルス、あんたは精々ホグワーツで悩み悶えて苦しみなさい」
二人は柵に向かうギリギリで手を振り向こう側に吸い込まれていった。
「行っちゃった。ねえペチュニア、さっきスネイプ君になんて言ったの?」
「姉さんを好きになるなんて100万年早いって」
「おや手厳しい」
「パパもそうでしょう。スネイプが家に来るたびに猟銃磨いてたじゃない」
「ハハッ(暗黒微笑)」
とっくのとうにロンドンを後にした汽車は田園地帯に突入していた。見渡す限り緑ではなく田んぼや牧草などで微妙に色が違うのを眺めながらスネイプは正面に目を向けた。スネイプと同じようにローブに着替えたリリーが銀のスライム状になった姉を膝下に乗せて撫でている。スネイプはサルビアが人間としての肉体を維持できなくなったのに驚きもしないのに慣れを感じつつローブから杖を取り出した。それが向けられた先は入り口にある窓ガラスだ。
「あいつらを黙らせるかい?」
「まだ手を出されてないからダメ。イタズラを仕掛けてきたら正当防衛を盾にコテンパンにしちゃいましょう」
現在コンパートメントの窓ガラスには二人の男子がちらちらと中を覗いている。大方スライム状になったサルビアにちょっかいをかけたいのだとスネイプは推測している。もし注意するならこれはすぐに逃亡するから倒すにはあまりおすすめはしないし経験値もアップしないと注意するのは建前をスネイプは述べようとしている。本音としては覚えたての闇の呪文を使って追い払いたい。しかし魔法を使うタイミングはまだであるとプロの視点で語ったリリーに従い杖を下す。リリーはぱっと見穏やかで暴力を嫌がりそうだと思い込まれやすいが実際は割と勝気な美少女である。話し合いができない?なら殴り合いをしましょうを平然と口にするたくましさがある。リリーの作戦にスネイプが頼もしさを覚えているとガラガラと戸が開いた。二人とはぐれスライム一匹は自然と入り口に首を向ける。入ってきたのはやはりというべきか中を盗み見していた少年であった。図々しくも我が物顔で入ってきた二人のうち一人を見てスネイプの苛立ちゲージが一気に上がった。
「席が二つ開いているから同席を頼みたいんだけどいいかな」
「おあいにく様。ここは姉さんの席なの。一人しか座れないから貴方はあっちに行って」
「釣れないねえ」
細身で黒髪の少年がリリーの物言いに大袈裟に肩をすくめる。くしゃくしゃの髪型とどことなく可愛がられてきた雰囲気の眼鏡の少年にスネイプの苛立ちポイントが追加されるが大量加算されたのはその人物ではない。気に食わない相手だとロックオンしたのはもう一人の方。リリーのピンチにすぐさま人体になって悪鬼へと進化したサルビアを一心に見つめる少年を視界に入れた途端スネイプのイライラポイントが10000点追加された。もう一人の少年はシルクのシャツとオーダーメードのジャケットとパンツを着ており明らかに金持ちの息子だろうと一目でわかる。しかも顔立ちが端正なのと暗めの雰囲気が一層スネイプの癪に触っていた。キャラ被りしてんだよてめえと喧嘩を売りたいスネイプが悶々としている横で、サルビアは鋭い牙と角を生やしくしゃくしゃの黒髪の少年に向かってガチガチと威嚇していた。スライムからバケモンに変化を遂げたサルビアにドン引きする眼鏡をかけた少年。彼女の変身を見た人間はそういう反応をするのだ。
「今の発言を聞いたかジェームズ。君はお呼びでないんだと。僕がここに残るからお邪魔虫君はルーピンの所に戻ってな」
「おいおい裏切るなよ兄弟。僕は天から舞い降りた麗しきレディと話したいんだ。お嬢さんお名前は?」
「kill you」
「イダダダダダダダ!!!!ちょ、やめ、やめろって!シリウスも笑ってないでこいつ退かして!」
不機嫌なリリーに手を伸ばそうとしたくしゃくしゃな髪質の少年、ジェームズだが彼の行為を見逃すサルビアいない。他の三人はサルビアの動きをいち早く察して端に移る。移動に遅れたジェームズを見逃さず瞬時に捕獲したサルビアは海老固めを喰らわせた。20回目のギブアップ宣言でようやく解放した時にジェームズは涙目になっていたのにリリーは少しだけ胸をときめかせた。理不尽にプロレス技をくらったジェームズが可哀想とかではなく生意気で横暴な男の子がふと見せた弱気な態度に胸をときめかせたのだ。ジェームズの可愛いさに悶えつつもリリーは低い声で二人に退室を命じた。
「可愛いお嬢さんの命令なら仕方ない。そいつがいない時にまた話しかけるよ。ホグワーツでは僕と一緒のグリフィンドールに選ばれるといいね」
「またな」
名残惜し気に何度も振り返るシリウスと名乗った少年の態度にスネイプの腹の虫は治るどころか爆発寸前であった。ジェームズに向かって塩を撒くサルビアがそんなに面白かったのだろうか。あれが面白いなら顔が溶けたあいつを見てみろくっっそ怖いから夢に出てくる。邪魔者を追い払い楽しくお喋りするエバンズ姉妹の会話を聴きながらスネイプ必死に大声を上げたい衝動を抑え付けていた。憤怒の原因を頭から片付けようとしても一向に消えない。むしろ時間が経つたびに火力が増していく。念願のホグワーツに行けるからはしゃぎすぎて身体でも壊したか?と訝しんでいると車内販売のアナウンスを聞いて座ったままジャンプするサルビアを見て少しだけムカムカが取れた。その後百味ビーンズでゲロ味を十回連続で当てたサルビアのしょんぼり顔を見る頃にはスネイプの苛立ちはすっかり消え失せていた。カメレオンのように舌を伸ばし逃げようとする蛙チョコレートを捕食しているサルビアが写真を見て眉を顰める。
「げ、けちんぼジジイダンブルドアじゃん」
「頼むからホグワーツで校長先生をそんな呼び方するなよ」
「だってぇチュニーをホグワーツにぃ入れてくれなかったしぃ」
「汽車の車輪にくっ付けたくなるようなうざい喋りやめろ。仮にノーマジがホグワーツに来れても辛いだけさ」
「そうね。ノーマジは純血主義の人によく思われてないみたいだし。チュニーの安全を考えれば仕方のないことよ」
「つまり純血主義を滅ぼせばいいってことか」
「綺麗な目をしてジェノサイド宣言するんじゃない。はぁ、お前はグリフィンドールは絶対無理だな」
「お前もな」
「僕は優秀だからスリザリンに選ばれるんだ。もちろんリリーも優秀だからスリザリンだ。お前はあまりモノ枠でスリザリンな」
「わあ三人同じ寮だったらすごい楽しいわ。そうなるといいな」
「安心して。どんな寮に選ばれようといかなる手を使ってでも私はリリーのいる寮に入るよ。スネイプは嵩張るからトランクに詰め込んでおこうね」
「ええそうね」
「リリーちょっと待って僕が荷物扱いされてるのを疑問に思ってもっと違和感を抱いて」
