ハロー!ウィザーティングワールド
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「湯屋」それはこの世とあの世の狭間にある移動方銭湯であり内部は昔ながらの昭和テイストだ。浴室の壁や床にはこれでもかと青タイルが敷き詰められており、左右の壁にはそれぞれシャワーが五つ。そのうちの一つが使われており時折悲鳴が上がるがやがてぴたりとやんだ。赤と青のカランの間には風呂桶が置かれている。窓がない代わりに壁には江戸時代に暮らす庶民が慌ただしく動く絵画がある。てやんでいと絵の中の職人が騒ぐのをものともせずスネイプ(屍)を引き摺ってサルビアは堂々と湯船に向かって歩いていた。タオルを巻くことなく裸体を晒している彼女は三つある風呂のうち「草津」と立て札の前で止まりピクリともしないそれを躊躇いもなく放り込んだ。浮かんでこないだろうと判断したが助ける気はさらさらない。近くにあった手桶でお湯を掬いサルビアはゆっくりと身体にかけた。既に身体は洗っているが内湯をしないとどうにも落ち着かない。スネイプ(殆ど水死体)を端っこに寄せて彼女は湯船に浸かった。勿論きいろいアヒルも忘れずに。
「はぁ〜生き返るううううう。やっぱり風呂は肩まで浸かるのが流儀だよね」
42°のお湯が一気に身体を包み込むと同時にかぽ〜んと気の抜けた音が浴室に反響した。この音は誰かが入浴する度に「番頭」が流しているのだとサルビアは知っている。何故毎回ベストタイミングで鳴るのか。監視カメラでも付いているのかと疑うのは三流である。一流は何も気にしない、だ。サルビアが疲れを癒すように凝り固まった肩を回しているとドザエモン(スネイプ)が怒り心頭だと言いたげにお湯をかき分けてきた。彼女の近くまで来たがすぐさま股間を隠すように勢いよくお湯飛沫をあげて肩まで浸かった。羞恥心からか頭からは湯気が出ている。
「洗い方知らなかったから手伝ってあげただけでしょ。怒るなんてお門違いだし普通に感謝してほしいね」
「お前女!僕男!当たり前に考えて付き合ってもない異性がは、はだかになって洗いっこするなんてありえないだろ!口頭で伝えてくれるだけでよかったんだ!」
「我実践以外教不可」
「急に異国語喋るな!て、ていうかお、おまえ、ぼ、ぼくの」
「チビちん触られたぐらいで騒がないで。ついでに聞くけど微妙に固かったのは私に触られて興奮したから?」
「????????????」
「ふふっ惚れるなよ」
「ウッギィィィィッッ!!!!!!」
スネイプは激怒のあまりリドル・激おこローズハートへとキャラ変した。ハートの女王になるのも無理はない。なにせ彼は抵抗なす術もなく追い剥ぎにあったかのように衣服を奪われ羞恥に浸る暇もなく体のあちこちをボディスポンジでゴシゴシと遠慮なく洗われ髪も乱雑に洗われた上に歯磨きまでされた。歯磨きタイムの間は強制的に仰向けにされサルビアの膝の上に頭を乗せていたのだ。浴室での出来事なので当然相手は素っ裸。性的知識が多少あるスネイプとっては刺激が強すぎて鉛筆のHがBになっても致し方なし。スネイプ・ローズハートの感情を読み取ったのか湯船の後ろに飾られている富士山の絵画が噴火した。暴力(オフ・ウィズ・ユア・ヘッド物理)に訴えようとしたスネイプだったが苦渋の思いで断念した。負けるのは明白であると悟ったからだ。腹いせ混じりとして恨みがましい視線をサルビアにぶつける。アヒルを弄っていた暴君はスネイプの伸び切った前髪を見て手をハサミに変形させた。風呂から出たらサルビア理髪店を開業しますかね。
「……入り口の所にいたあの顔のない人の形して変な服着た怪物はなんだよ」
「あれは見たまんま。紙に「番頭」って書いてあったでしょ。文字通り番頭の役目を果たしているの。あの人が着てる服は浴衣って言っても日本の伝統衣装なんだよ」
懇切丁寧に説明するサルビアだがスネイプは何一つ信じてはいなかった。なぜロンドンから出た事ない未成年が極東にある島国ジャパンの文化を知り尽くしているのかスネイプには検討もつかなかったからである。しかも日本文化zeroのスネイプにとって完全にここは異世界と同じであったので理解にかなり時間がかかる。中々信じない要因はサルビアの信頼度がマントルまで下落しているからだ。信頼度がzeroでないだけマシ。余談だがサルビアは転生特典のお陰で英語の読み書きは日本語同様得意になっている。Hello World!
「…なんで髪の毛がここを利用する対価になる?」
「正確に言うなら生身の人間の一部ならなんでもいいらしい。目玉とか心臓をくれたらご贔屓しますと初対面で言われたがね」
「その場で心臓抉られてしまえば世の為だろうに」
前世で上下関係を幼い頃より叩き込まれたサルビアは生意気な子供の躾もしっかり行う。なるべく女の裸を直視したくないウブなスネイプの背後に腕を回しフェイスロックをキメた。
「ねえ知ってる?「湯屋」で過ごした時間は元の世界に反映されないんだって。つまりいくら長居しても問題ない訳だが悪く言えばここでのぼせたりしたら誰も助けてはくれないんだよ」
「わかった悪かった僕が悪かったから離れろ!」
「はぁ〜生き返るううううう。やっぱり風呂は肩まで浸かるのが流儀だよね」
42°のお湯が一気に身体を包み込むと同時にかぽ〜んと気の抜けた音が浴室に反響した。この音は誰かが入浴する度に「番頭」が流しているのだとサルビアは知っている。何故毎回ベストタイミングで鳴るのか。監視カメラでも付いているのかと疑うのは三流である。一流は何も気にしない、だ。サルビアが疲れを癒すように凝り固まった肩を回しているとドザエモン(スネイプ)が怒り心頭だと言いたげにお湯をかき分けてきた。彼女の近くまで来たがすぐさま股間を隠すように勢いよくお湯飛沫をあげて肩まで浸かった。羞恥心からか頭からは湯気が出ている。
「洗い方知らなかったから手伝ってあげただけでしょ。怒るなんてお門違いだし普通に感謝してほしいね」
「お前女!僕男!当たり前に考えて付き合ってもない異性がは、はだかになって洗いっこするなんてありえないだろ!口頭で伝えてくれるだけでよかったんだ!」
「我実践以外教不可」
「急に異国語喋るな!て、ていうかお、おまえ、ぼ、ぼくの」
「チビちん触られたぐらいで騒がないで。ついでに聞くけど微妙に固かったのは私に触られて興奮したから?」
「????????????」
「ふふっ惚れるなよ」
「ウッギィィィィッッ!!!!!!」
スネイプは激怒のあまりリドル・激おこローズハートへとキャラ変した。ハートの女王になるのも無理はない。なにせ彼は抵抗なす術もなく追い剥ぎにあったかのように衣服を奪われ羞恥に浸る暇もなく体のあちこちをボディスポンジでゴシゴシと遠慮なく洗われ髪も乱雑に洗われた上に歯磨きまでされた。歯磨きタイムの間は強制的に仰向けにされサルビアの膝の上に頭を乗せていたのだ。浴室での出来事なので当然相手は素っ裸。性的知識が多少あるスネイプとっては刺激が強すぎて鉛筆のHがBになっても致し方なし。スネイプ・ローズハートの感情を読み取ったのか湯船の後ろに飾られている富士山の絵画が噴火した。暴力(オフ・ウィズ・ユア・ヘッド物理)に訴えようとしたスネイプだったが苦渋の思いで断念した。負けるのは明白であると悟ったからだ。腹いせ混じりとして恨みがましい視線をサルビアにぶつける。アヒルを弄っていた暴君はスネイプの伸び切った前髪を見て手をハサミに変形させた。風呂から出たらサルビア理髪店を開業しますかね。
「……入り口の所にいたあの顔のない人の形して変な服着た怪物はなんだよ」
「あれは見たまんま。紙に「番頭」って書いてあったでしょ。文字通り番頭の役目を果たしているの。あの人が着てる服は浴衣って言っても日本の伝統衣装なんだよ」
懇切丁寧に説明するサルビアだがスネイプは何一つ信じてはいなかった。なぜロンドンから出た事ない未成年が極東にある島国ジャパンの文化を知り尽くしているのかスネイプには検討もつかなかったからである。しかも日本文化zeroのスネイプにとって完全にここは異世界と同じであったので理解にかなり時間がかかる。中々信じない要因はサルビアの信頼度がマントルまで下落しているからだ。信頼度がzeroでないだけマシ。余談だがサルビアは転生特典のお陰で英語の読み書きは日本語同様得意になっている。Hello World!
「…なんで髪の毛がここを利用する対価になる?」
「正確に言うなら生身の人間の一部ならなんでもいいらしい。目玉とか心臓をくれたらご贔屓しますと初対面で言われたがね」
「その場で心臓抉られてしまえば世の為だろうに」
前世で上下関係を幼い頃より叩き込まれたサルビアは生意気な子供の躾もしっかり行う。なるべく女の裸を直視したくないウブなスネイプの背後に腕を回しフェイスロックをキメた。
「ねえ知ってる?「湯屋」で過ごした時間は元の世界に反映されないんだって。つまりいくら長居しても問題ない訳だが悪く言えばここでのぼせたりしたら誰も助けてはくれないんだよ」
「わかった悪かった僕が悪かったから離れろ!」
