キメラアント編
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幻影旅団にいた子供はカルトだった。思いもしたかった人物の登場にやや面食らってしまう。どうやらカルトは己を鍛える為に旅団に仲間入りをしたらしい。自己研鑽するのは構わないなよりによって旅団を選ぶとは。
「私の影響でもあるのかね」
「あ、あのアイ姉様はどうしてここに?」
風邪を引いたのか僅かに頬を赤面させているカルトは上目遣いで尋ねたきた。経緯をバカ正直に話すのは面倒なので端折って伝える。すぐさまカルトはパリストンを殺すとやる気を露にした。実力が圧倒的に足りないから無理だと思うけどやる気になってるならいっか。
「いつまでお前は私達と距離を取ってるね」
「弟と近況報告をしているんだよ。ゾルディックの秘密とかあるし」
「やっぱりアイは嘘下手くそだ。見え見えだもん」
シズクの容赦ない一言でちょっと体調悪くなってきたかも。私は現在旅団メンバーより数メートル離れた所でカルトと対面している。読唇術を習得しているのを今だけ無しにしてくれないかな。あっち行けオーラを悟ったのか旅団メンバーはこちらに来ない。けど空気を読まないフィンクスはずかずかと大股で距離を詰めてきた。
蛇を連想されるような特徴的な帽子が大きく感じる。剣呑な目付きは私に恨みでも抱いている証拠か。私の指より太い人差し指が私の額に向かって距離を縮めていき。
「っだあっ!!」
「貴様っ!!アイ姉様に何たる無礼をっ!!」
「間抜け面晒してるからそーなるんだ。とっとといつも通りになりやがれ。うじうじしてるなんてアイらしくねーよ」
私がいつも通りじゃない?というかうじうじしてる?
いきなりそう言われ考え込む私にわらわらとメンバー達が集まってきた。ノブナガやマチなどがいないのは別の仕事をしているからだそうだ。アリ退治に来たメンバーは五人。ボノレノフ、シャルナーク、シズク、フィンクス、フェイタンが故郷を救おうと赴いたそうだ。ちなみにG.Iはクリアしなかったらしいが目的の物はあったらしい。やるかと誘われたが断っておいた。ゲームはあんまり好きじゃない。
「ハンター協会の副会長から直々に依頼かあ。信頼されてると思ったけど飛行船から落とすなんて酷い男だね」
「次にあったら絶対2000万ジェニーを慰謝料として請求する」
「何処もかしこも上の連中は頭のネジがズレてんな」
フィンクスがぼやくのも無理はない。防護服の人間からされた質問はアリによって変形された死体を”死体”と見做しているかの問いだった。権力者達がこぞって”死者の定義”を議論するという危機的状況を分かってない集まりをしているのだ。昔からそうらしいと語るフィンクスは何処か懐かしいものを見るように目元を緩めている。故郷だからか変な所で迷走する権力者の悪癖すら思い出となるんだろうか。
「いつ見てもアイの技術は旅団向きだな。入隊するならいつでも歓迎するぜ!」
「アイにはこれが似合うと思うの。黒色を入れた方が大人っぽくなるでしょう」
女王が占拠しているらしい建物に向かいながらふと二人の声が頭に響いた。
もうあの二人は死者だ。何度も思い出しても意味がないのにどうして脳は勝手に二人の記憶を呼び起こすのだろう。俯き加減に歩いていたせいか。地面につまずき危うく転びそうになった所をシャルナークが腕で支えてくれた。顔色をじろじろ見てくるけどなんかついてる?
「オレ達の為に責任を感じる必要はないんだよ。あの二人だってアイに怒ったりしてない。落ち込んでるアイを見たくないって二人は言うに決まってる」
こちらの機嫌を損ねないようにしつつはっきりと意見を述べる姿勢に無性に腹が立ってくる。どうしてどいつもこいつも私が普段の私じゃないと言い切るんだ。シャルナークだけじゃなくて他の団員もそう。私を憐んでいるような視線を投げつけられたせいでぶっつりと何かの糸が切れた。
「うおっ!」
「おいアイ!」
「アイ姉様!」
シャルナークを背負い投げで投げ飛ばしアリの女王がいるであろう巣に全速力で駆けていく。後ろから待てだのなんだの知った事か。私は私の行きたいように動くだけ、それに理由なんかあるはずもない。
「罪滅ぼしのつもりでアリと戦う必要なんかないからな!!」
シャルナークの叫びを頭から振り払う。うるさいうるさい私に構うな。
「私の影響でもあるのかね」
「あ、あのアイ姉様はどうしてここに?」
風邪を引いたのか僅かに頬を赤面させているカルトは上目遣いで尋ねたきた。経緯をバカ正直に話すのは面倒なので端折って伝える。すぐさまカルトはパリストンを殺すとやる気を露にした。実力が圧倒的に足りないから無理だと思うけどやる気になってるならいっか。
「いつまでお前は私達と距離を取ってるね」
「弟と近況報告をしているんだよ。ゾルディックの秘密とかあるし」
「やっぱりアイは嘘下手くそだ。見え見えだもん」
シズクの容赦ない一言でちょっと体調悪くなってきたかも。私は現在旅団メンバーより数メートル離れた所でカルトと対面している。読唇術を習得しているのを今だけ無しにしてくれないかな。あっち行けオーラを悟ったのか旅団メンバーはこちらに来ない。けど空気を読まないフィンクスはずかずかと大股で距離を詰めてきた。
蛇を連想されるような特徴的な帽子が大きく感じる。剣呑な目付きは私に恨みでも抱いている証拠か。私の指より太い人差し指が私の額に向かって距離を縮めていき。
「っだあっ!!」
「貴様っ!!アイ姉様に何たる無礼をっ!!」
「間抜け面晒してるからそーなるんだ。とっとといつも通りになりやがれ。うじうじしてるなんてアイらしくねーよ」
私がいつも通りじゃない?というかうじうじしてる?
いきなりそう言われ考え込む私にわらわらとメンバー達が集まってきた。ノブナガやマチなどがいないのは別の仕事をしているからだそうだ。アリ退治に来たメンバーは五人。ボノレノフ、シャルナーク、シズク、フィンクス、フェイタンが故郷を救おうと赴いたそうだ。ちなみにG.Iはクリアしなかったらしいが目的の物はあったらしい。やるかと誘われたが断っておいた。ゲームはあんまり好きじゃない。
「ハンター協会の副会長から直々に依頼かあ。信頼されてると思ったけど飛行船から落とすなんて酷い男だね」
「次にあったら絶対2000万ジェニーを慰謝料として請求する」
「何処もかしこも上の連中は頭のネジがズレてんな」
フィンクスがぼやくのも無理はない。防護服の人間からされた質問はアリによって変形された死体を”死体”と見做しているかの問いだった。権力者達がこぞって”死者の定義”を議論するという危機的状況を分かってない集まりをしているのだ。昔からそうらしいと語るフィンクスは何処か懐かしいものを見るように目元を緩めている。故郷だからか変な所で迷走する権力者の悪癖すら思い出となるんだろうか。
「いつ見てもアイの技術は旅団向きだな。入隊するならいつでも歓迎するぜ!」
「アイにはこれが似合うと思うの。黒色を入れた方が大人っぽくなるでしょう」
女王が占拠しているらしい建物に向かいながらふと二人の声が頭に響いた。
もうあの二人は死者だ。何度も思い出しても意味がないのにどうして脳は勝手に二人の記憶を呼び起こすのだろう。俯き加減に歩いていたせいか。地面につまずき危うく転びそうになった所をシャルナークが腕で支えてくれた。顔色をじろじろ見てくるけどなんかついてる?
「オレ達の為に責任を感じる必要はないんだよ。あの二人だってアイに怒ったりしてない。落ち込んでるアイを見たくないって二人は言うに決まってる」
こちらの機嫌を損ねないようにしつつはっきりと意見を述べる姿勢に無性に腹が立ってくる。どうしてどいつもこいつも私が普段の私じゃないと言い切るんだ。シャルナークだけじゃなくて他の団員もそう。私を憐んでいるような視線を投げつけられたせいでぶっつりと何かの糸が切れた。
「うおっ!」
「おいアイ!」
「アイ姉様!」
シャルナークを背負い投げで投げ飛ばしアリの女王がいるであろう巣に全速力で駆けていく。後ろから待てだのなんだの知った事か。私は私の行きたいように動くだけ、それに理由なんかあるはずもない。
「罪滅ぼしのつもりでアリと戦う必要なんかないからな!!」
シャルナークの叫びを頭から振り払う。うるさいうるさい私に構うな。
