ヨークシン編
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パクノダ目線
引き渡し場所に突如ヒソカが現れてひやりとしたけど、団長が念が使えないと知ると彼はあっさりと去って行った。戦闘狂なのは知っていたけどまさか団長と戦う為に旅団に入るなんて。
「眉間に皺寄せると美人が台無しだよ♤」
「念を使って嘘の占いを私達に教えたのね。団長と戦う為だけに旅団の運命を犠牲にするなんて」
ヒソカは悪びれる事無く喋った。鎖野郎にウヴォーギンの情報を渡したと。ユダはヒソカだった。
「一応悪かったと思っているよ♡旅団には楽しい玩具もいるし出来れば死なせたくなかったけどさ♢ボクの目的を果たす為にはウヴォーギンを捨てるしかなかったんだ♧」
「貴方がウヴォーの名前を口に出さないで。用がないならさっさと立ち去りなさい」
「言われなくてもそうするさ♡あ、そうそう♢実はボクの本当の占いでは団長との対決 はおそらく火曜のはずで。しかも退団するときはもう団員は半分になっているハズだったんだよ♧運命は少しずつだけど確実にズレてきている♢」
振り返ったヒソカは愉快そうに口角を上げている。銃口を向けられているのを面白がっているのか。それともあたしの今後を見通して嗤っているのか。喰えない笑みのヒソカは急に目線を辺りに彷徨わせた。落ち着かないのかしきりに髪に触れている。
「アイはボクの裏切りを知ったらどう思うかな♤」
「はい?」
予想だにしない質問につい間抜けな声が出てしまった。今なんと言った?
「聞いたよ、アイが団長を助ける為に自身を顧みずに念を使ったって♧彼女は旅団を大切に想っていたからね♢ボクがウヴォーの情報を喋ったと知ったら怒るのかなって…君はどうして笑うのさ♧」
「ごめんなさいね」
込み上げてくる笑いを我慢できなくて口元に手を当てる。だってあの戦闘しか頭にないあのヒソカが!!本人は無自覚だろうけど捨てられた猫みたいに不安げな表情をするんだもの。そこまでアイに嫌われたくないなら仲間を裏切るなって言えれば一番良いんでしょうね。でもそこまで気持ちを汲み取ってやれるほど私は優しくないのよ。アイに見捨てられてしまえと意味を込めて作り笑みをヒソカに向ける。
「素直に喋ってくれてどうも。じゃあねヒソカ」
「うん、バイバイ♤」
ヒソカと別れて一人アジトに向かう途中、一匹の子猫と目があった。みゃーとの鳴き声に釣られて返事をすれば、よたよたした足取りで近寄ってきた。抱き上げてやれば仄かな温かさが伝わってくる。
「そういえばアイの手はいつも冷え切っていたわね」
氷雪系の念能力だから体温がいつも低かった。けれど心はとても温かい人だってよく知っている。それは旅団の一員も知っているとあたしは信じている。だからこそあたしはこの記憶を彼等に託すのよ。
「一から十まで全て話しやがれ。返答次第じゃ容赦なく攻撃に移させてもらうからな」
アジトに着くとすぐにフィンクスが殺気立った。団長もアイも連れてこれなかったし、私は念を発動しているから当然の反応よね。
「大丈夫全て話すわ。その代わり」
残っている人数は六人で一度に撃てる念弾の数は六発。丁度結成時のメンバーがいてその分の弾が残っているのは奇跡なのかしら。
「フェイタン」
「フィンクス」
「マチ」
「ノブナガ」
「シャルナーク」
「フランクリン」
あたしの記憶、あたしの想い、全て込める…!!
引き金を引くと同時に弾が発射される。彼等の脳内に着弾されたのは私が見た記憶。そして
『一回だけ許可する。パクノダ、そいつの記憶を読み取れ』
鎖が私の心臓を縛る直前、鎖野郎は団長の記憶を読み取るよう指示した。団長の手を握った途端に洪水のように流れ込んでくる記憶の海。団長の下した決断、そして。
「パク!!」
仕込まれていた鎖が発動し自動的に心臓を締め上げていく。息が出来なくなってもうじき死ぬだろう。死ぬのに恐れはない。けどせめて伝えたい、あたしの最期のお願い。
「どうかお願い…アイを責めないで」
引き渡し場所に突如ヒソカが現れてひやりとしたけど、団長が念が使えないと知ると彼はあっさりと去って行った。戦闘狂なのは知っていたけどまさか団長と戦う為に旅団に入るなんて。
「眉間に皺寄せると美人が台無しだよ♤」
「念を使って嘘の占いを私達に教えたのね。団長と戦う為だけに旅団の運命を犠牲にするなんて」
ヒソカは悪びれる事無く喋った。鎖野郎にウヴォーギンの情報を渡したと。ユダはヒソカだった。
「一応悪かったと思っているよ♡旅団には楽しい玩具もいるし出来れば死なせたくなかったけどさ♢ボクの目的を果たす為にはウヴォーギンを捨てるしかなかったんだ♧」
「貴方がウヴォーの名前を口に出さないで。用がないならさっさと立ち去りなさい」
「言われなくてもそうするさ♡あ、そうそう♢実はボクの本当の占いでは団長との
振り返ったヒソカは愉快そうに口角を上げている。銃口を向けられているのを面白がっているのか。それともあたしの今後を見通して嗤っているのか。喰えない笑みのヒソカは急に目線を辺りに彷徨わせた。落ち着かないのかしきりに髪に触れている。
「アイはボクの裏切りを知ったらどう思うかな♤」
「はい?」
予想だにしない質問につい間抜けな声が出てしまった。今なんと言った?
「聞いたよ、アイが団長を助ける為に自身を顧みずに念を使ったって♧彼女は旅団を大切に想っていたからね♢ボクがウヴォーの情報を喋ったと知ったら怒るのかなって…君はどうして笑うのさ♧」
「ごめんなさいね」
込み上げてくる笑いを我慢できなくて口元に手を当てる。だってあの戦闘しか頭にないあのヒソカが!!本人は無自覚だろうけど捨てられた猫みたいに不安げな表情をするんだもの。そこまでアイに嫌われたくないなら仲間を裏切るなって言えれば一番良いんでしょうね。でもそこまで気持ちを汲み取ってやれるほど私は優しくないのよ。アイに見捨てられてしまえと意味を込めて作り笑みをヒソカに向ける。
「素直に喋ってくれてどうも。じゃあねヒソカ」
「うん、バイバイ♤」
ヒソカと別れて一人アジトに向かう途中、一匹の子猫と目があった。みゃーとの鳴き声に釣られて返事をすれば、よたよたした足取りで近寄ってきた。抱き上げてやれば仄かな温かさが伝わってくる。
「そういえばアイの手はいつも冷え切っていたわね」
氷雪系の念能力だから体温がいつも低かった。けれど心はとても温かい人だってよく知っている。それは旅団の一員も知っているとあたしは信じている。だからこそあたしはこの記憶を彼等に託すのよ。
「一から十まで全て話しやがれ。返答次第じゃ容赦なく攻撃に移させてもらうからな」
アジトに着くとすぐにフィンクスが殺気立った。団長もアイも連れてこれなかったし、私は念を発動しているから当然の反応よね。
「大丈夫全て話すわ。その代わり」
残っている人数は六人で一度に撃てる念弾の数は六発。丁度結成時のメンバーがいてその分の弾が残っているのは奇跡なのかしら。
「フェイタン」
「フィンクス」
「マチ」
「ノブナガ」
「シャルナーク」
「フランクリン」
あたしの記憶、あたしの想い、全て込める…!!
引き金を引くと同時に弾が発射される。彼等の脳内に着弾されたのは私が見た記憶。そして
『一回だけ許可する。パクノダ、そいつの記憶を読み取れ』
鎖が私の心臓を縛る直前、鎖野郎は団長の記憶を読み取るよう指示した。団長の手を握った途端に洪水のように流れ込んでくる記憶の海。団長の下した決断、そして。
「パク!!」
仕込まれていた鎖が発動し自動的に心臓を締め上げていく。息が出来なくなってもうじき死ぬだろう。死ぬのに恐れはない。けどせめて伝えたい、あたしの最期のお願い。
「どうかお願い…アイを責めないで」
