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【短編】ハリーポッター成り代わり!

「やあ、孤独なお姫様!」
展望台の冊子にもたれかかり宙を見つめるリジーに後ろから声を掛けたのは、背の高い赤髪の双子たちだ。

リジーは無礼な発言にムッとした顔で振り返ったが、その声の主の正体が分かると、ピンと張り詰めていた糸が途端に緩むのが分かった。

想像よりも暗い様子のリジーに気がついた双子は、だからと言って戸惑う様子も無く、ジョージはリジーの肩、フレッドは頭に優しく手を乗せた。

リジーが暗い顔をする、ことの始まりは
休み明けの三大魔法学校対抗試合であった。


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リジーは、四年生になった。
すっかり年頃の14歳。
休みの間も、ハーマイオニーやロンと文通、またシリウスを連れてロンの家にみんなで遊びに行ったりもした。

人生で初めてこんなに楽しい休暇をおくれたことが、いまだに信じられないリジーは少し物憂げになりながら、アメコミのステッカーが1枚貼られたトランクに荷物を詰め込んでいた。

そのステッカーは、いつの日か勝手にシェイマスに貼り付けられたもの。剥がすのも面倒でそのままにしているため、いつもシェイマスから嬉しそうにから茶化される。

物憂げなリジーとは反面、先ほどから背の高いたいそうハンサムな男性は同じ場所を行ったり来たりを繰り返し落ち着かないようすだ。

「いいか!?学校にディメンターが出ようものならすぐにフクロウで知らせるんだ。あとは、何か危険な出来事がおきても一緒だ。どんな些細なことでも。あと友達に何か嫌なことを言われたりしても、そうだあのスネイプの野郎に嫌味なんて言われてみろその時は俺がブン殴ってや・・「シリウス。十分に心配してくれていることは分かったから、ね?」」

次から次へと捲し立てるシリアスな発言を遮るようにリジーはそう話し、トランクをパタンと閉めた。

「ああ、心配が過ぎて鬱陶しいことは分かる、分かってるんだリジー。ただの今年はそうウィザードトーナメントもあるんだろう?大体何であんなものこんな危険なご時世にやるんだ馬鹿野郎!ダーマストラングとかいう囚人予備校集団まで来てるのに!」

またまた、止まらなくなるシリウスを横目に
それさえもなんだか温かくて思わず笑みが溢れるリジー。

「何笑ってんだ、ジジイの心配はそんなに滑稽か?」 


そう言って

「」
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