地獄の柱は如何かな?(全8話)
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「鬼灯様、産屋敷さんよりの言伝を預かってきました。」
「お疲れ様です白菊さん」
「鬼舞辻さんはどうでした?」
「反省の色が見えなかったので他の裁判に回す必要もなく 阿鼻地獄へ落ちてもらいました。そんな彼より伝言です。
『小娘の皮をかぶった化け物は、一体何をしたらああなる?私は完璧な生き物だ。誰も私を罰せない。地獄の底で貴様を殺してやる』
だそうです」
「地獄の底に堕ちているのはあなたですよ、とお伝えください」
「ご自分でどうぞ。それで言伝とは?」
「そのままに、
『鬼灯様が訪れた時、私は歓喜の渦に巻き込まれました。
だそうです。それと追伸で手紙も預かりました。これです」
「……なるほど…………っ…」
「!?今、絶対、笑いましたよね!?鬼灯様を笑わせるって産屋敷さんからどんな追伸もらったんですか!?めちゃくちゃ気になるんですけど!!」
「地獄柱という名に恥じない立派なお役目ありがとうございました、だそうです……っ」
「嘘だ!また笑った!産屋敷さんすごい!!」
「はいはい白菊さん、これはここで終わりです。鬼舞辻さんが亡くなってから鬼にされていた生者が亡者として列をなし裁判待ちです。遊んでいる暇はありませんよ、仕事しましょう」
「くっそ気になる……仕方ない…産屋敷さんが来たら教えてもらおう……って、あれ?鬼灯様、私に休暇はないんですか!?現世派遣という出張までして!!」
「白菊さんが休む暇があったら私だって休みがあるはずですが、今のところそんな暇はありません」
「あれ?私今斬りつけられた……?」
「冗談ですよ」
「言葉の刃物ですよね今の?!しかも冗談なんて顔してない!!」
「いいから仕事しますよ。まだ駄々をこねるのならそれ相応の覚悟しておけ」
「斬りつけた挙げ句脅された……!パワハラ!!」
「亡者を連れてきてください」
「シカト!!」
「大王も休む暇はありませんからね」
「あれ?わし白菊ちゃんの巻き添え?」
「さあ裁判です。どんどんいきますよ」
「なんでそんなテンション高いんですかー!!鬼!人でなし!」
「鬼神ですし人でもありませんが?」
「ああ言えばこう言う……!」
「白菊ちゃん、大人しく仕事しようか」
「うう……休暇ゼロの残業待ったなし……」
「休暇はちゃんと設けますから今は働いてください」
「分かりましたー!!」
てか全員阿鼻地獄だろ!と毒を吐く白菊の姿を見ながら鬼灯は産屋敷耀哉からの手紙を思い出していた。
『私のために薬を作り病を治してくれてありがとう。白菊さんにはよくよくお礼を伝えてくださると私たちは救われます。どうか私からの加護が届きますように』
「……全く……薬の部分は見なかったことにしますよ」
「鬼灯様、何かおっしゃいました?」
「いいえ」
地獄の柱は如何かな?(完)
2025/12/06
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