地獄の柱は如何かな?(全8話)
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一時的にも隊服を着用するようにと言われたが私はそれを断り袴で十分だと説明するも、心から私を認めていないような柱たちの言葉に現世の服を着用することとなってしまい、私サイズの隊服が仕上がるまで煉獄さんについて鬼狩りを行っていた。
と言っても届いた情報を煉獄さんに共有し位を見極め、下の隊士を送っていた。
柱が雑魚を相手にする程まで、柱は暇ではないのだ。
そうして少し経った頃に私の隊服が仕上がり、着用し、動きやすさに感動する間もなく私と煉獄さんにほぼ同時に報告が入った。
内容が詳しすぎたためそれが具象神の書類を見た鬼灯様からのものだとは簡単に予想がついた。あの世にいても現在の現世に素早く対処する忙しい方だ。爪の垢飲めと思ってごめんなさい。
「列車で鬼殺隊士含めた48名の死亡確認取れました」
「うむ!早速向かおう!白菊さんのその角はどうするつもりだ?」
「あ、大丈夫です。擬態薬を飲みますので」
「ますます信用できないな!」
はははと笑う煉獄さんに同じくはははと笑い無限列車とやらに乗車する。ギリギリでホモサピエンス擬態薬を飲み(何でこんなに眠くなるのかなクソが)、「お館様の話がなければ迷わず斬首していた!」と元気よく殺された。
それでもなんとか生き返り「うまい、うまい」と駅弁を食べる煉獄さんを横目に『この列車のどこかに乗車した鬼』に着いていた具象神の報告書を読み竈門さんとその友人2人(名前割愛)が、動き出した列車内で合流した。
竈門炭治郎兄妹についてと友人2人の情報ももう入っているがために軽く挨拶をし、車掌が切符を切りに来た。
煉獄さん含む竈門さんたちは他の乗客の同様に切符を切ってもらおうとしていたが車掌横の具象神が慌てて報告してくれた内容に立ち上がり、制した。
「皆さん、どうやら前方に十二鬼月の下弦が1名いるようです。切符を切ってもらうのは遠慮してください」
「何?もう鬼の居所を察知したのか!?」
「ギャー!むりむりむり俺死ぬよやだよ助けてよア゛ーーーッッ!!!!」
「煉獄さん!」
「俺様が鬼の首を一番にとってやる!」
「騒ぐのは勝手ですが油断はしないでくださいね」
「無論だ!」
そう言ってポカンとしている車掌に手刀を落とし気絶させてから周囲を見ると血鬼術とかいうものを使って一般人は眠らされていると説明し、煉獄さんは車掌を椅子に横たえ前方車両へ駆け出した。
ほんの一瞬で消えてしまった煉獄さんに竈門炭治郎さんたちはポカンとしていたがすぐ後に続き、私はさらに車掌についていた具象神から話を聞き金棒を持ち上げた。
「ホモサピエンス薬でめっちゃ眠いのにさらに眠らせる血鬼術なんて最悪じゃん!折角飲んだのに乗客寝てんだから余計な眠気じゃん!」
いっそ寝てやろうかと毒づいたら背後に人の気配を感じ素早く身をかわした。
「ええと……」
「あなたのせいで、……眠らせてもらえないじゃない!なんてことしてくれたのよ!!」
アイスピックを手にした5人の人間に囲まれた。
夢を見せてもらえない、と。それと同時に5人についている具象神の一斉の報告を整理しつつ「手加減、手加減、生きてる、生きてる」と己に言い聞かせ全員の首に手刀を落とし意識を奪った。
次の瞬間、前方からとてつもない断末魔が響き辺わたり車両全体が激しい揺れに見舞われ、ブチキレそうになりながら外へ出ると強風と共に首が飛んで流されていった。
車両が、脱線した。
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