地獄の柱は如何かな?(全8話)
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「貴様のような鬼を信じろと?鬼は等しく殺すべき醜悪な存在。お館様に近づくだけでも吐き気がするのにそれを認めろと?長々と御託を並べていくのなら、その前に鬼舞辻や鬼どもを殺すこともできたのだろう?なにせ貴様は“情報を持っている”と言いながらも今も鬼一匹殺していないではないか」
「伊黒さんのおっしゃる通り、我々地獄が動くには遅すぎましたこと、心よりお詫び申し上げます」
「小芭内、さっきも炭治郎と禰豆子を認めたように、それ以上に白菊さんの言葉の重みを認めて欲しい。本当は現世と言われる私たちが生きている場所に手出しをしてはいけないという律を破り来てくれたのだから」
それに彼女が持ってきてくれた“情報”は確かなものだと私が証明する、と助けてくれた産屋敷さんに「感謝します」と頭を下げ困惑と嫌悪を向けてくる柱を無視し私は巻物の紐をほどいた。
「鬼舞辻さんは現在女人に擬装し夜のみの行動を起こしています。累さん、下弦の伍と呼ばれていた者はすでに地獄へお迎えいたしました。鬼舞辻さんの居場所は竈門炭治郎さんが接触した浅草から移動し別都市の邸宅にて生活をしていましたが、もう移動してしまいました。詳しくはこちらを」
そうもう1本の巻物を差し出すと伊黒がひったくるように奪い目を通し、そこに書かれている鬼からの人間への被害状況とその人数、名前、性別、年齢、居所を読み、他の柱たちも追従して目を通すし見開く。
「ここまでわかっていて『地獄の鬼』はなぜ今更に動くのだ?」
もっと早くに動いていれば、と続いた恨みごとに苦笑しか浮かばず、そう追い詰めてくる煉獄さんに「謝罪しかできないこと、申し訳ありません」を繰り返す。
伊黒さんもまたネチネチと口を開き巻物を読んだ柱が次々に口を開きさらに追い詰めてくる。
別の意味で地獄である。鬼灯様、分かってて私をよこしたな?
「みんな、白菊さんを困らせないように。今みんなが見た巻物に記されている場所へ各々が隊士を連れて向かってほしい。そうすれば今度こそみんなの中の誰かが鬼舞辻無惨の元へとたどり着けるかもしれない。白菊さんの情報が 今のところ一番大きな手がかりなのだから」
私は産屋敷さんの優しさに涙が出そうになる。鬼灯様にも彼の爪の垢を飲んでもっと思いやりを……もった鬼灯様は気持ち悪いので却下しました。
「ーーーしかしお館様、鬼を殺したことのない者を、ましてや鬼も柱の一人とするなど私は反対です!本当に鬼舞辻の手の者でないとなぜ証明できるのですか?」
嫌なところをついてきたなと思いながら穏やかなまま私をかばってくれる優しさの塊の産屋敷さんに尊敬の念を抱いてしまう。
鬼灯様、やっぱり爪の垢を飲まずとも持ち歩いてください。亡者に厳しく、私に優しく。みんな違って、みんないい。
「白菊さんをこちらにと挨拶に来てくれた方がいてね。その方も鬼なのだけれど、鬼として地獄に堕ちた者と鬼に殺された者、そして私の
「御意」
鬼灯様にも思いやりなんてあったんだ。見えないところでそれを出すなんて普段からもっと大王様にも思いやりをあげてください。心から!私にも!
なんて心で叫びつつ9名の柱と産屋敷さんとで柱合会議に参加し私はとりあえず煉獄さんについて行くようお願いされ、煉獄さんが強い力で「御意!」と頷き
「あなたがどれだけ動けるのか、俺の屋敷で見てやろう!」
話はそれからだっ、てか?どうしよう、私はどの程度動けばいいんだ?
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