地獄の柱は如何かな?(全8話)
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「白菊さんを鬼殺隊の10人目の柱として送り込み 、鬼舞辻さんを地獄までお連れしますのでご協力し合いましょう、と話し合っておきました。産屋敷さんも鬼舞辻さんを葬れるのならばと快く了承してくださいました。なので白菊さんはこちらの情報を精査し、与え、産屋敷さんたちに協力し地獄へ鬼舞辻さんを連れてきてください。産屋敷さんはその為の協力も惜しまないそうです。ですので白菊さんはこれから現世に行って柱の皆さんにご挨拶と謝罪の言伝てをお願いします。鬼舞辻さんが亡くなれば他の鬼も等しく亡くなるそうなので被害を最小限まで抑え、お連れしてください。人間のままであれば 手出しはできませんが鬼舞辻さんはすでに人間をやめ鬼というものと変化しているので 白菊さんの罪にはなりません」
「屁理屈の塊にしか聞こえないんですけど」
しかし鬼灯様は「時間の無駄になるのでこの話は以上です」 今すぐ現世に向かってください、白菊さんは刀の扱いが最悪なので日輪刀という対鬼用の刀ではなく金棒を用意していただきました、 こちらです。では行ってください私はこれで、と早口でまくし立て金棒を片手に現世の産屋敷家に繋がる井戸に落とされ現世へ強制送還された。
井戸から這い出して金棒を片手に青い空を見上げ(ついでに巻物も数本渡されて)ため息を吐くとそのまま産屋敷家の敷地を歩き人の気配がする方へ向かい9人の柱と私に気づいた産屋敷さん(もう目も見えないようだ)、に頭を下げておいた。
あー、もう面倒を押し付けやがってと毒づきたいがそれを飲み込み「来ましたか?」という産屋敷さんに「遅くなり申し訳ありません、初めまして」そう挨拶をした。
「……お館様…この方は……一体……?」
そう最初に口にしたのは誰でも構わないため目を少し伏せてから視線を産屋敷さんに向け、鬼灯様の言伝てを伝えた。
「もう少し早く動かなかった こちらの落ち度で現世を騒がしてしまい申し訳ありませんでした。派遣させる白菊、という私をどうぞご自由にお使いください。全てに従いご協力させていただきます」
産屋敷さんは小さく微笑んだままを先を促すので私は続ける。
「柱と呼ばれる皆さんもご挨拶させていただきます。地獄より参りました獄卒、地獄の『鬼』の白菊と申します」
「鬼だと!?鬼がなぜここにいる?」
「なぜ太陽の下にいる!?派手に塵となるはずだろう!?」
「(こんな鬼、見たことないわ ぁ……!可愛いわぁ!)」
「お館様に害成す前に殺しておかねばならぬ……!」
そう一斉に刀を構えた彼らに産屋敷さんは静かに指を1本立て口元に寄せ、柱たちはピタリと口を閉ざす。
「彼女、白菊さんの話の途中だよ、ちゃんと聞くように」
そう穏やかな産屋敷さんに頭を下げて礼を述べてから続きを口にする。
「もう一度言いますが、私は『地獄の鬼』であり皆さん鬼殺隊が葬るべき存在ではなく現世の死者を裁く側の鬼でございます。人に害を成したりその行動に手を出したりはしない中立の立場にいますがこの度、鬼舞辻無惨さんの“やりすぎ”に目を閉じていられる状況にないと判断した結果、私も一時的に鬼殺隊に所属し、ご協力させて頂く許可を産屋敷さんに頂いております。この通り地獄の者なので太陽で塵となることはありませんし鬼舞辻さんや『先ほど』のとある兄妹の情報や皆さんの生い立ちや活動の全て存じております。」
私は努めて穏やかに、しかし 淡々と言葉を並べ立てていく。
「十二鬼月という鬼の場所や名前、活動状況、その能力、殺害した人間の数などを詳しく記した書類もありますので、柱の皆さんや鬼殺隊の皆さんで共有していただければ、と」
「……鬼舞辻の……居場所が、わかるのか……?!」
そう震える歓喜の声を出したのが誰かもこの際どうでもいいが
「鬼舞辻さんの足跡は全て把握してます」
柱たちが大きく目を見開いた。
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