死んで魂がさ迷っちゃった
鬼神の執着(全31話)
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鬼灯様が黙々とパフェを食べるのを2杯目の紅茶を飲みながら見つめてしまい意識がうっすらとある中での夜の行為を思い出してしまい顔を覆いそうになるのもなんとか気合で押し止め小さく深呼吸をしてしまう。
「レンさん」
「ひっ!?あ、はい!」
思わず出た悲鳴を押し殺し鬼灯様を見ると鬼灯様はすでにパフェを食べ尽くしておりすげえ速さだと思いつつ首を傾げるとかなり真剣な表情された。え、何。
「……何か、悩み事ですか?」
「あー…えーと……まあ、ちょっと……」
貴方にシラフで抱かれたいんですよ、なんて中々言えないが私のその曖昧な返答に鬼灯様は眉間に皺を寄せて「仕事ですか?」と。
いやもうがっつりあなたですと言いたいが困ったように笑うしかなく、鬼灯様は鋭い表情を浮かべ「どいつですか」なんて口にした。いや、だからあなたです、仕事じゃないです。というかどいつですか って何が?
そんな疑問を浮かべた私に鬼灯様は机に身を乗り出すようにして顔を近くしてきたのでついつい仰け反ってしまいそうになりつつ鬼灯様を見つめるとちらりと鎖骨が見え瞬間的に真っ赤になってしまう。
「なっ、ななな、何でもないでふっ!」
と噛んでしまった。可愛さとは。
舌を噛んで痛みに口を覆いうつむいているとその手首をガシッと掴まれ驚いて顔をあげてしまうのは当然だろう、険しい表情の鬼灯様と目が合ってしまう。はー……好き!
「相手は誰だ」
なんて低い呟きに「相手?」とまた首を傾げると鬼灯様は舌打ちをして手を引き軽く囁いてきたのは
「私以外のどいつに何を言われた」
と脅す口調のそれにまた私は慌て「プライベートで!」と言ってしまった。本当のことだが慌てすぎると嘘くさい。
そんな私に鬼灯様は舌打ちをしてから座り直し腕を組んで口にした。
「あなた、最近おかしいですよ。突然私と距離を置いたり、服装やメイクを変えたかと思えば現世の紅葉を見てどこか悩んだり、宅飲みをしましょうと言ったり……本当に何かあったんですか?」
めちゃくちゃ心配されてるなとはすぐ悟ることができてしまいそう、言われると確かにそうすぎて何もいないし、さて 何と答えれば正しいのか としていたら鬼灯様は私をじっと見つめたままポツリと呟いた。
「私と別れたいのですか?」
「は?」
思わずポカンと返してしまい 勢いよく首を横に振り「全っ然!」そういうことじゃなくて!と手まで振ると、けれど 鬼灯様は静かに私を見つめたまま私の言葉を待っており、もう椿さん戦法でいいか、となってしまう。諦めに近い。
「……引きませんか?」
「内容によりますがレンさんに対してなら引く程のことはありません、 受け止めます」
うっ……好き……かっこよすぎ 。
そんなダメージを負いつつ小さく息を吐き視線をそらし言ってしまえと悪魔が尻尾を揺らしてきた。
「あの…ですね……その、私……鬼灯様と、シラフで……」
言いながら心臓はドコドコと騒ぎだし呆れられるのを覚悟でパッと頭を下げ小さく小さく叫ぶように口にした。
「えっち……たくさん、したい って……誘い方を探してました!こんなこと考えてすみまっ、ひゃっ!?」
謝りきる前に鬼灯様は私の手を掴み立ち上がるとそのまま ずるずると引きずるよう拐われ会見を済ませ無言で歩き出す。そんな鬼灯様に歩調を合わせてしまう。えっ、なっ、なんなん!?鬼灯様!?
「え、あ、えっ?あの!」
そう声をかけても鬼灯様は無言で歩き連れられたのは鬼灯様の自室でベッドに転がしてくると鬼灯様はひどく混乱している私に跨がり、かなり長く息を吐き出した。
「いいですかレンさん」
「ひっ、ひゃい!」
「誘ったのは“あなた”です」
はっきりと言った瞬間、鬼灯様は噛み付くように口付けてきたかと思うとそのまま舌を絡みとり熱が上がってくる。
「っ、はっ、んん!ッッ!ーーーー!」
強張っていた腕を撫で、着物の襟の袂から手を差し込み意外にも温かい鬼灯様の手が撫であげてきて深い口付けの中喉奥から声が出てしまう。
「っあ……!んんっ……んっ!!~~!」
帯を解かれ着物ははだけせられ下着も取られ、正直見てられないだろう姿を鬼灯様は見下ろしてきて、指が、舌が、手が、身体中を探り触れ、舐め、絡め、私は我慢しようのない声を出してしまう。
散々身体中にキスをし吸い上げナカをかき回し何度となく絶頂に追い上げてきて、ぐったりとしている私をまた見下ろし目を細めると鬼灯様も着物を脱ぎ、あまりの色気の暴力に顔を、目をそらしてしまう。
「何ですか、その態度」
「だっ……い、色気がっ!」
「レンさんもですよ、 とても綺麗です」
サラリと言われたそれにびっくりして鬼灯様を見ると鍛え抜かれた上半身が目に入りまた小さく息を飲んでしまい鬼灯様は四角いパッケージを噛み切りつつ息を吐く。
それをつけるところは見るのが憚られ、また視線をそらすと顔の横に両手が置かれ沈み込む。
「いいですか何度だって言いますが、ストッパーを外してきたのはあなた、レンさんですよ。私を見なさい、余裕があるように見えますか」
「……すごく……あります……」
「これでも、ですか?」
そうしてグチり、と埋め込んできた熱と硬さに「んあっっ!」と喉をさらけ出してしまいそのまま一息に貫いてきて目の前がスパークする。
そのまま一息でイッてしまったというのに鬼灯様は容赦なく責めたててきて室内には肌がぶつかり合う音と水音と喘ぎ声で満たされていき何度もまた絶頂まで追い上げてきて別の意味で泣いてしまう。
「も……むり……」
と鬼灯様も何度か達してから やっと解放してくれてあまりの疲労で動けない私に口付けてきた。
「これからはもう容赦しません。悩まず言ってください。私も言います。」
「……人が来る場所は嫌ですからね……」
精一杯の肯定の言葉に鬼灯様は私の髪をすくように撫でてきて「はい」なんて頷いて
「では、もう一度」
「え゛!?いや、ちょ、無理……っ!」
なんて悲鳴は口の中に閉じ込められてしまい、何というか悩んでいた時間がかなり無駄だったことを心から思い知らされてしまった。
鬼神と付き合うのに体力つけなきゃな、と思いつつ。
鬼神の執着(完)
2026/01/17
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