死んで魂がさ迷っちゃった
鬼神の執着(全31話)
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ここのところ鬼灯様は比較的休みを取れているらしく今日までなかった「飲み」に誘われた。
「え!いいんですか!?飲んで!」
「いえ、あなたは飲んではいけません、ウーロン茶です」
「飲みとは」
テンションを一瞬でぶち上げ 一瞬で落とされた私はう~んと悩みはっと閃いた。
「宅飲みしましょう!2人で!」
確か人前で飲ませたくないと言っていたのでそこを曲解させ
「鬼灯様か私の部屋で2人きりなら誰も咎める人はいないでしょ?」
と尋ねかけると一瞬の間もなく「では」と
「私の部屋で飲みましょう。用意は私がするので」
「甘いのお願いします!」
2人きりならどこで飲んでもいいと考えた私の返答に鬼灯様は静かに「分かりました」と頷いてくれて、互いに翌日が休日の日に時間を合わせ、夕食は軽く、そして酔いつぶれる覚悟なので入浴も済ませ寝間着の甚平で鬼灯様の部屋を訪室した。
鬼灯も鬼灯様で私と時間がかぶらなかったが夕食も入浴も済ませ本当に甘いお酒をたくさん用意してくれていた。
さすがに床に座って飲むわけにも行かないので鬼灯様は椅子を引き座り、私は鬼灯様の ベッドに腰掛け横のテーブルから甘いお酒を渡してくれて。
飲む量は鬼灯様任せなのだろうかと思いつつ
「お疲れです!」
とコップをカツンと合わせた 。
「ん~~……!」
カルーア!甘い!おいしい!と思わず呻いてしまうと鬼灯様は以前私を潰した閻魔殺しを傾けており
「美味しそうに飲みますね」
なんで呟かれた。
「めちゃくちゃ美味しいです! 飲みやすい!」
「亡者のためのお酒ですが、度数はそれなりなのであまり」
「こっちもいい匂~い!」
「レンさん……?」
「おいしーい!」
「レンさん……」
鬼灯はさりげなくお酒を私から遠ざけようとしたが私は少しも気にせず牛乳で割った甘いお酒をどんどんと胃に流し込んでいく。マジでグイグイ行ける。
「おかわり!」
「ゆっくり飲んでください」
「おーかーわーりー!」
まだ2本しか空けていないがレンさんはすでに酔い始めているらしく私のベッドに腰掛け足をパタパタとしながらグラスをかかげニコニコと催促をしており小さくため息を吐いてしまう。
私も男なので想いを寄せていて、寄せられていて、しかも 私の部屋で2人きりという状況に強靭な理性が今は簡単に揺らいでしまう。
もしここがレンさんの寮の自室であったらもっと意思は強固であっただろうが この部屋にしていいのか悪いのか、多分五分五分だろうが。
空のグラスに牛乳の割合を多めにして注ぐとまた美味しそうに飲んでおり、甘いアルコールの香りと入浴上がりの軽く湿ったままの短髪から女性の使ういい香りが漂ってきて一気にグラスを仰いでしまう。
「ほーずき様!おかわり!」
「もっとゆっくり飲んで、」
「もっとぉ~~!」
「勘弁してください……」
大分どころかかかなり酔っており、そんな甘い声で催促されると本気でこちらの理性を試されているようでグラスを握る手に力が入ってしまう。
「ね、ほおずき様ぁ~!ねえ~ねえ~」
なんて呂律も怪しく頬を紅潮させ潤んだ瞳で見つめられると、こちらはある意味ギリギリで。
レンはベッドから腰を上げると頼りない足つきで たった3歩の距離を縮めてきて鬼灯の横にペタリと座り込み鬼灯の太ももにコテンと頭乗せて見上げてくる。
……本当に、この人は……。
「ね~ぇ、ほおずき様、あのねぇ、ふふふ……!」
「何ですか、レンさん」
レンさんは小さく手招きをしてきたのでグラスを置き軽く身を傾けると限界で限界をぶち抜いてきて
「……ん~……やらかしたのか?」
レンはよく朝目を覚ますと鬼灯の腕の中で小さく呟きベッド近くのテーブルには空き瓶もいくつもあってとりあえず考えるのをやめることにした。
全裸も忘れたいところだ。
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