死んで魂がさ迷っちゃった
鬼神の執着(全31話)
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「もう少し待ちます」
そう答え私は握られた手をさりげなく離して声をかけるタイミングを探していたら男性 鬼も同じように立っており
「行かないんですか?」
と疑問を投げつけたら笑って言った。
「レンさんと一緒に食べたいなって」
「なんで」
至極当然のお返しに男性鬼は「ええ」なんて苦笑いをくれて囁かれそうになりパッと鬼灯様がこちらを向いたのでほっとしながらパタパタと駆け寄ってしまう。
「鬼灯様、手伝いましょうか」
「いえ……いや、はい。お願いします」
「レンちゃん悪いね~ありがとう~」
「閻魔様もお疲れ様です」
「行きますよ、レンさん」
「あ、はい!」
とりあえず閻魔様に頭を下げカートを押す鬼灯様の後ろについていくとちらりと見られ
「後ろではなく横に来てください」
なんて言われてしまった。なので横に移動し私に歩幅をそろえてくれる鬼灯様にちょっとだけ笑ってそのまま資料室で巻物を棚に戻す作業の指示を受けながら手伝っていれば不意に鬼灯様が呟いた。
「……その格好はどういうつもりですか」と。
「え?格好?」
巻物を両腕に抱えながら自分の格好を見ても特に別に酷いわけでもないと思うが、キョトンとして首を傾げると資料室に鬼灯様の長いため息が響いた。久しぶりだなおい。
資料を棚に置いてから鬼灯様を見上げると眉間にしわが寄り次に問いかけられたのは先ほどシフトが一緒だった鬼のこと。
「何を話していたんですか?」
「え?夕食 一緒にどう?ってだけです」
「あなたは何と答えたんですか」
「私のが鬼灯様に時間を合わせられるので鬼灯様の手があくまで待ちますので構わずどうぞ……みたいな?あと、時間がなかったら一人で済ませるとも……」
そう特に隠すこともなく答えると鬼灯様は無言で近寄ってきて襟を整え帯も軽く整えられまた長いため息を吐き出されると抱きしめられた。
「鬼灯様?」
「レンさん、今どういった格好だったか気づいていなかったんですか?というより、仕事中はいつも、そんな……」
言葉を濁す鬼灯様に困惑の視線を向けつつやはり首をかしげてしまうとボソリと呟かれた。
「衆合地獄につかせなければよかった」と。
そこで今日の私の中での議題。「私って綺麗?」というものが浮かび上がり鬼灯様の胸を軽く押し自分讚美をするわけではないが尋ねてしまった。
「私、そんなに……綺麗なんですか?」
「はい。そして可愛いです。ついでに言うと夜はとても妖艶で敬語で乱れる様は、」
「ちょっと黙って」
鬼灯様は不服そうに黙ったが俯いて黙った私に気づき顎に手を当て顔を上げさせられてしまい私は真っ赤になってしまう。
「何に喜んでいるんですか?」
言い方が一々イヤらしいなと思いつつ顎にあった鬼灯様の手を掴み鬼灯様の胸に顔を押し付け「何でもありません」と呟くが鬼灯様は許してくれない。
「言ってください、レンさん」
そこで名前を呼ぶの反則だと思いつつ鬼灯様の着物をギュッと掴んで、囁き以上の小さな声で答えるしかなく
「き、きれい……って、思われてたのかな、と思いまして……」
「ずっと思ってますよ。可愛くて綺麗で、それなのに私の下ではとても色っぽ、」
「ちょっと黙って」
あまりの嬉しさに全身が熱いしめちゃくちゃドキドキするし鬼灯様の顔が恥ずかしすぎて見れないし。
「レンさんは、私の事をどう思ってますか?」
「え?」
「レンさんは、私の事をどう思ってますか?」
「い、意地悪な人だと……」
「他には?」
「……ちょっと黙ってください」
「黙りません、教えてください」
恥ずかしすぎて言えません、なんて言えず黙り込んでしまうと鬼灯様は私の背中に回していた手を私の頬に移し顔を覗き込まれてしまう。
余計言いヅライし、多分この鬼、それに気づいてる!
めちゃくちゃ楽しそうだもん!
そう下唇を噛みしめ、目をぎゅうと閉じ、鬼灯様の着物の襟を強く握りしめてから女は度胸!と決め
「い、意地悪だけど…かっこよくて、色っぽくて……それでも優しくて、私を好きでいてくれる甘さが……んむっ??」
「はあ……明日も仕事のが口惜しい……」
キスをしたかと思うと強い力で抱きしめられてしまい大いに混乱したが、とりあえずジッとしておいた。
どこに地雷あった?
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