五条と副担任
五条と私のあれやこれ(全39話)
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「五条先生と寿先生ってやっぱり五条先生の方が年上なの?」
なんて、それはもう唐突に言われ五条と祝柄は同時に
「は?」
と声を揃え
「あれ?祝柄の年知らなかったっけ?」
と五条は首をかしげた。正直お前の年齢も知らねーよと伏黒は思いつつ釘崎が虎杖の頭を叩き
「レディに年齢聞くもんじゃないわよ!」
そう言ってくれた。
それに祝柄は「釘崎ちゃんイエーイ!」なんて声を上げ五条は祝柄の頭に手を置き
「何歳だと思う?」
なんて口にして祝柄は五条の足を踏みつけながらも三人を見つめ
「因みに五条は20代後半」
「28だよ~」
「そして私は言うわけないだろボケ」
虎杖は「へえ~」と頷き釘崎ちゃんは顎に手をあて
「20代前半かしら」
と呟き、五条は声を上げて笑ってしまった。もちろん祝柄の足は五条の足を踏みつけたままでそれはもう低い声で
「笑ってんじゃねーよしばくぞ」
と呟き五条は笑ったまま
「祝柄は僕の後輩だけど年は僕より上だよ」
とスッパリと口にした。
それに虎杖は「嘘だー!」と言ってくれて私は虎杖君に拍手を送った。
「そうだそうだもっと言って!」
そうしていれば釘崎は私をジッと見つめてくると
「お肌もトゥルントゥルンだしシワだって無いものね…」
それでも28より上ってことは物凄く童顔ねと言われ私は釘崎ちゃんのことをぎゅうと抱きしめた。
「釘崎ちゃん良い子すぎかよ~」
一応曲がりなりにもいい年だからスキンケアしっかりしてあるしある程度若くあろうと頑張ってるんだから!とまで言えば釘崎ちゃんは私に抱きつき返してくれて、そして突然ハッとしたように離れていった。
何だどうしたと考えていれば釘崎ちゃんは私の胸を指してきて
「寿先生すっごい巨乳!!」
なんて言われてしまった。
私は「えぇ~」なんて言いながら腕をそっと胸の前で組み隠しそれでも更にと釘崎ちゃんは腰に腕を回してきて
「腰もほっそーい!ちょっと何よメチャクチャスタイルいいじゃない!」
とまで言われると返す言葉もなく釘崎ちゃんは私の服を引っ張ってきて
「ほら!」
なんて言っている。いや、ほらじゃなくて何してるんだよと呟けば、それでも釘崎ちゃんの耳には入らず虎杖君は
「そう言えば背も高いよな。俺見下ろされてるし」
本当は男だったりして……ってことは…
「オカマ!?」
「しばき倒すぞテメエ」
「あははー!祝柄は180越えだもんね!年齢もごまかしてるしね」
「テメエは後でド突き回す」
「それで本当は何歳なの?」
釘崎ちゃんは私の腰に腕を回したまま見上げてきて私は大きく息を吐き出すと本の少しだけ悩んでそれはもう小さな声で呟いたそれに虎杖と伏黒、釘崎は
「「「ええ?!」」」
なんて声を揃えてきて。
「私は発見されるまで呪術高専なんて知らなかったしてだ色々見えるなぁって思っただけだし、家系……は皆前に知ったよね…三代怨霊の血筋ということは隠して育ってきたから五条よりも後で入校したの」
だから五条よりは年上だけど学生としては五条の後輩にあたるんだー。その時既に私は特級扱いだった。
そう言い切れば伏黒君は「乙骨先輩タイプだったのか」と呟き、私は釘崎ちゃんの頭を撫でながら「うんうん」と頷いて
「私の年は秘密だからね!言ったやつは平等にしばき倒す」
そう言えば三人は「はーい」なんて返事をさせた。