五条と副担任
五条と私のあれやこれ(全39話)
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1級呪霊が発生したという情報が入り五条と共に行くことになったが、その目的地では1級と特級がいて。
特級は1体だが1級は数体いてそれらをサクサクっと討伐していけば祝柄の前に一体の一級が気味の悪い身体を震わせ縮こまっており、特級を祓ってきた五条が祝柄の横に立ち
「殺らないの?」
と問いかけてきた。なのでと
「こいつヤル気が見えないんだよねぇ」
「ヤル気が無いから殺られないとは限らないっしょ?」
「そうだけど……」
祝柄はフゥとため息を吐き出して
「ヤル気になってくれないと殺れないから、私にはちょっと無理かも……」
そう呟いた瞬間、目の前にいた一級は勢いよく襲い掛かってきたが五条も私も避けることはせず私は拳に呪力をこめ殴り飛ばした。
激しい物音と共に呪霊は壁にぶつかって壁は崩れ
「うーん……やっぱりヤル気が感じられない………」
例えるとしたら親の気をひきたい小さな子供みたいな感じ、と言えば五条はなるほどと指を一本立て、壁にぶつかってコンクリート片に埋もれた呪霊が起き上がり今度は激しく飛び回りこちらを撹乱させるようにとしているのだが、一級ごときのそれに惑わされるはずもなく、右側から飛びかかってきた一級の顔面を掴み捉え
「術式展開 酷転重負」
次の瞬間それの頭が潰れドシャリと崩れ落ちるもそれだけてわ消えることもなく。
「ほーら無理、ほーら無理!だって私全然呪力こめられない!ヤル気でない!!」
これで特級呪術師とか詐欺だろと言いながら手についた呪霊の体液を振って払い
「はい!今の気持ちを術式にこめて!」
勘弁してよパイセーンなんて言いながら呪霊を見れば呪霊はウゾウゾと動き素早く私から距離をとって、その呪霊に向かって私は再び呪力をこめ指をパチンと鳴らした次の瞬間に呪霊は消え去った。
黒い渦の中に。
「その領域展開だけは僕もくらいたくない」
「私だってあんたの領域勘弁したいわ」
というか誰だって領域を広げられたら勘弁してと言いたいところであるししばらく宙にあった黒い渦はシュッと消え去り祝柄は息を吐き出した。
「私絶対呪術師向いてない…」
「そんなことないでしょ~」
そんな会話をしながら二人はその場を後にして静かに東京へと帰っていった。