この関係に理由をつけるのならば(全10話)
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「っは、あっ……~っ!ーーっああっ!!」
「はっ、…シノちゃん……!」
直哉くんに抱かれることが増え、そして直哉くんによって快楽を教え込まれてしまうが別に不満も何もない。
ただ私が感じすぎるのか直哉くんが上手なのか、私に男性歴が直哉くんだけということで全くわからない私は、とにかく何度も絶頂に落とされる。
一度の性行為で3回は出す直哉くんって普通なのかな?そもそも私以外とそういう経験ってあるのかな?
行為の後のけだるい中、直哉くんの背中や首筋、というより肩を見ると私の爪の痕と噛み痕が生々しくて恥ずかしくなってしまう。
私って噛み癖があるのだろうか。1人でイカされるのが嫌で直哉くんに噛みついて快楽を逃がそうとしてるけど。でも結局イカされる。
だって一緒にイキたいんだもん。
今日も今日とて直哉くんに噛みつきイかされ、そして消えない爪痕を見て、そしてとうとう耐えかねて直哉くんの腕を引き寄せ直哉くんを見つめてしまう。
直哉くんが不思議そうに、でもすぐに意地悪そうに笑ってきたので焦って言葉を探す。
「あの……直哉くん、痛くない?」
「なにが?シノちゃん痛いん?気持ちよくない?」
「わ、私は、いいんだけど……直哉くんの、背中と……肩……」
そう言い淀んだ私に直哉くんがケラケラとおかしそうに笑って「男の勲章やし」シノちゃんがイクん必死で我慢しとるの、見ててかぃらしいよ、と頬を撫でてくれる。
イクの我慢してるのバレてるんだ。直哉くんはたくさんの経験値を持っているのか。私が分かりやすいのか?
爪痕と噛み傷が勲章なんて、そういうものなの?
「シノちゃんかて、もっと気持ちようなりたくない?」
「?十分…気持ちいいけど……」
「頭ん中、まーっしろになって、溺れてみたくない?」
「溺れる……?」
「……シノちゃん……ホンマかなわんわ……」
それとも俺が悪いんか?とつぶやき始めた直哉くんを布団に倒れたままで見ていると、直哉くんは何かを思いついたように笑いかけてきた。
無邪気な笑顔だったからつい私も口元を緩めてしまったけれど次の言葉にキョトンとしてしまう。
「ハメ潮するまで開発したる」
「ハメ潮?」
「真顔で繰り返さんで、もっとかぃらしく言うてや……」
「そう言われても…」
性への知識はほぼほぼ皆無のためそんな専門用語(?)を使われてもいまいち意味がわからない。明日スマホで調べてみるか。
「ハメ潮の前に潮吹きも覚えさせなアカンか」
「潮吹き?」
「……シノちゃん、真顔で繰り返さんでええよ……」
これも追加でググってみようと思っていると直哉くんは私を見つめ優しくお腹を撫で、「ここに早よう挿入ってみたい」と目を細めドロドロに甘い声を出したので私は直哉くんの手を握り
「挿入 ってるよ?」と言うと、とうとう俯いてしまった。
「そうやないんやけどなぁ……ホンマ俺どないしよう……なんか自信なくなってきた……」
よくわかんないけど直哉くんは肩を落とし枕に顔を埋めつぶやいているがくぐもって聞こえてこない。
とりあえず「潮吹き」と「 ハメ潮」は後にして背中までも鍛えぬかれた直哉くんの背中に覆い被さるように抱きつき、「直哉くん」と名前を呼ぶと私を見返し「なに?」と返事をくれるので上から顔を覗き込み首をかしげてしまう。
「直哉くんも頭の中が真っ白になるくらい気持ちよくなりたい?私じゃ――ダメ……?」
「シノちゃん……ほんま堪忍したってや…俺までそないになっとったら、シノちゃんシンドイで?」
「なんで?」
「……アカン……どないしよ……」
直哉くんは身体の向きを変えると器用にも私を押し倒し抱きしめてくる。
さっきまでの快楽でぴたりと張り付く汗と肌が心地よく、直哉くんの心音も感じられる。
これだけで私は十分なんだけど、直哉くんは違うみたい。なんだか寂しいからもっと直哉くんに気持ちよくなってもらいたい。
まるで私ばっかり気持ちよくされてるみたいで歯がゆい。
「直哉くんの頭の中も真っ白になるくらい気持ちよくなってほしいな……私でダメだったら……ごめんね……頑張るから、私に出来ること、言って?」
「堪忍して言うたやん……その煽り癖は直してや」
別に煽ってないし性行為って互いに気持ち良くなるのが一般的なもので考えじゃないのかな?今度雑誌とかコラムとかそういうものを読んで見よう。
私の拙い性知識ではそれが精一杯でそれ以外の方法は思いつかない。もっと私から何かできないだろうか。
そういった話題をできる相手は今までいなかったし興味もなかったし、直哉くんには「好きな男を作るな」って言われて従ってたし……。従ってたな……。
じゃあ拒んでみたらどうなるんだろう……直哉くんは怒るかな……焦らされるのはいつも私だから私も直哉くんを焦らしてみるとか……どうやって?何をどうすれば焦らす、なのだろうか。
「なに考えてるん?」
「私に何ができるかなって」
「フェラはさすがに知っとるよね?」
「……後で調べる……」
「シノちゃん……」
堪忍したって、と直哉くんは私の肩に顔を埋めてしまった。
→
「っは、あっ……~っ!ーーっああっ!!」
「はっ、…シノちゃん……!」
直哉くんに抱かれることが増え、そして直哉くんによって快楽を教え込まれてしまうが別に不満も何もない。
ただ私が感じすぎるのか直哉くんが上手なのか、私に男性歴が直哉くんだけということで全くわからない私は、とにかく何度も絶頂に落とされる。
一度の性行為で3回は出す直哉くんって普通なのかな?そもそも私以外とそういう経験ってあるのかな?
行為の後のけだるい中、直哉くんの背中や首筋、というより肩を見ると私の爪の痕と噛み痕が生々しくて恥ずかしくなってしまう。
私って噛み癖があるのだろうか。1人でイカされるのが嫌で直哉くんに噛みついて快楽を逃がそうとしてるけど。でも結局イカされる。
だって一緒にイキたいんだもん。
今日も今日とて直哉くんに噛みつきイかされ、そして消えない爪痕を見て、そしてとうとう耐えかねて直哉くんの腕を引き寄せ直哉くんを見つめてしまう。
直哉くんが不思議そうに、でもすぐに意地悪そうに笑ってきたので焦って言葉を探す。
「あの……直哉くん、痛くない?」
「なにが?シノちゃん痛いん?気持ちよくない?」
「わ、私は、いいんだけど……直哉くんの、背中と……肩……」
そう言い淀んだ私に直哉くんがケラケラとおかしそうに笑って「男の勲章やし」シノちゃんがイクん必死で我慢しとるの、見ててかぃらしいよ、と頬を撫でてくれる。
イクの我慢してるのバレてるんだ。直哉くんはたくさんの経験値を持っているのか。私が分かりやすいのか?
爪痕と噛み傷が勲章なんて、そういうものなの?
「シノちゃんかて、もっと気持ちようなりたくない?」
「?十分…気持ちいいけど……」
「頭ん中、まーっしろになって、溺れてみたくない?」
「溺れる……?」
「……シノちゃん……ホンマかなわんわ……」
それとも俺が悪いんか?とつぶやき始めた直哉くんを布団に倒れたままで見ていると、直哉くんは何かを思いついたように笑いかけてきた。
無邪気な笑顔だったからつい私も口元を緩めてしまったけれど次の言葉にキョトンとしてしまう。
「ハメ潮するまで開発したる」
「ハメ潮?」
「真顔で繰り返さんで、もっとかぃらしく言うてや……」
「そう言われても…」
性への知識はほぼほぼ皆無のためそんな専門用語(?)を使われてもいまいち意味がわからない。明日スマホで調べてみるか。
「ハメ潮の前に潮吹きも覚えさせなアカンか」
「潮吹き?」
「……シノちゃん、真顔で繰り返さんでええよ……」
これも追加でググってみようと思っていると直哉くんは私を見つめ優しくお腹を撫で、「ここに早よう挿入ってみたい」と目を細めドロドロに甘い声を出したので私は直哉くんの手を握り
「挿入 ってるよ?」と言うと、とうとう俯いてしまった。
「そうやないんやけどなぁ……ホンマ俺どないしよう……なんか自信なくなってきた……」
よくわかんないけど直哉くんは肩を落とし枕に顔を埋めつぶやいているがくぐもって聞こえてこない。
とりあえず「潮吹き」と「 ハメ潮」は後にして背中までも鍛えぬかれた直哉くんの背中に覆い被さるように抱きつき、「直哉くん」と名前を呼ぶと私を見返し「なに?」と返事をくれるので上から顔を覗き込み首をかしげてしまう。
「直哉くんも頭の中が真っ白になるくらい気持ちよくなりたい?私じゃ――ダメ……?」
「シノちゃん……ほんま堪忍したってや…俺までそないになっとったら、シノちゃんシンドイで?」
「なんで?」
「……アカン……どないしよ……」
直哉くんは身体の向きを変えると器用にも私を押し倒し抱きしめてくる。
さっきまでの快楽でぴたりと張り付く汗と肌が心地よく、直哉くんの心音も感じられる。
これだけで私は十分なんだけど、直哉くんは違うみたい。なんだか寂しいからもっと直哉くんに気持ちよくなってもらいたい。
まるで私ばっかり気持ちよくされてるみたいで歯がゆい。
「直哉くんの頭の中も真っ白になるくらい気持ちよくなってほしいな……私でダメだったら……ごめんね……頑張るから、私に出来ること、言って?」
「堪忍して言うたやん……その煽り癖は直してや」
別に煽ってないし性行為って互いに気持ち良くなるのが一般的なもので考えじゃないのかな?今度雑誌とかコラムとかそういうものを読んで見よう。
私の拙い性知識ではそれが精一杯でそれ以外の方法は思いつかない。もっと私から何かできないだろうか。
そういった話題をできる相手は今までいなかったし興味もなかったし、直哉くんには「好きな男を作るな」って言われて従ってたし……。従ってたな……。
じゃあ拒んでみたらどうなるんだろう……直哉くんは怒るかな……焦らされるのはいつも私だから私も直哉くんを焦らしてみるとか……どうやって?何をどうすれば焦らす、なのだろうか。
「なに考えてるん?」
「私に何ができるかなって」
「フェラはさすがに知っとるよね?」
「……後で調べる……」
「シノちゃん……」
堪忍したって、と直哉くんは私の肩に顔を埋めてしまった。
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