50,000HIT企画
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「1年生~、小テストですよ~」
平日の午前中、呪いが落ち着いてる今のうちに勉強を叩き込む時間として小テストを用意し不眠過多で死に急いでる 五条さんの代わりに1年生の教室に足を向けた。そして目にしたモノを見て、ぱちくりと瞬いた。
虚無の伏黒君の机の前に椅子を置き、そこに座って肘を置きニヤニヤと笑っている宿儺とそれを止めるために必死になっている虎杖君と、笑って苦しんでいる野薔薇ちゃん。そして泣き出しそうな吉野君。
「……何してるのかな?」
「あ!仁美さん!宿儺が伏黒とヤリ合いたいって聞かなくて!」
「やりあいたい」
「伏黒恵、なかなか楽しめそうだ、ヒヒッ」
「伏黒ぉ、ボッコしろボッコ!」
「釘崎も煽んなって!順平、たすけろ!」
授業時間に入っているがそれを宿儺に強制するとは無茶な話であるがそこは仁美であった。
「宿儺、席に戻って」
静かにそう言っても伏黒君に構いまくる宿儺の声音と態度にもう一度「宿儺」と言っても聞かず、すっと息を吸うと今にも消えそうな声で囁いた。
「そんなに伏黒君が好きなら、私なんていらないよね……」
「!仁美!」
ポツリともらし、テスト用紙を教卓に置いたままくるりと身を翻し教室を出て駆け出すとすぐ、また、もう一度「仁美!」と呼ばれ宿儺が私の腕を掴み引き止めた。
それでも私は顔を上げず宿儺から顔をそらしまま俯いているとぎゅうと抱きしめられ困惑し、そして焦ったような宿儺が言葉を重ねてくる。
「アイツは潜在能力を秘めている。強者に引かれるのは当然であろう」
「……私は弱者だよ……」
「お前はそんなものでくくれる存在ではない!魂から求め、魂からも枯渇出来ぬ“俺” そのものだ!」
小さく体が震え黙り込むと「こちらを見ろ」と言われるが決して顔を上げない。
そのまま口にする。
「……なら、私のお願いも聞いてくれるよね……ダメ?」
「何でも言え」
「宿儺……」
私はゆっくりと顔を上げ宿儺を見ると宿儺は目を大きくし、計られたと気づく。
私は満面の笑みで口にした。
「席に戻って授業ちゃんと受けて」
「仁美……!」
「怒ってもダーメ。ほら教室 戻るよ」
少し離れた教室の扉を開けてこちらを見ていた虎杖君はほっとし、野薔薇ちゃんはスマホを構え爆笑していた。
私に計られて騙された宿儺はめちゃくちゃ怒ってるけど、でもその怒気を私には当てず漏らしている。器用だな。
教室に戻り椅子に座らして小テスト用紙を配ってから「30分だよ」と言うとみんな書き始めたが宿儺だけは足と腕を組み目を閉じてテストをする気がない。なので私は笑顔のまま独り言のように呟く。
「満点取れたら一つお願い聞こうかな。なーんでも」
そんな私のセリフに宿儺は目を大きくした後舌打ちをしてテスト用紙を埋め始め私は笑い転げるところだった。もちろん我慢した。
だがしかし、私は相手を侮っていた。
採点をしていた私は達筆な文字で完璧な回答した宿儺のテスト用紙を見てうなだれた。
「……全問正解って…おかしいよ……」
「さて、何を願おうか」
私の椅子の肘置きに腰掛けた宿儺は腕を組み心底楽しそうに笑っており
「……聞ける範囲だからね……」
「では――今宵を楽しみにしておけ、いいな?」
なんて一言を残して行ってしまい、私は机に突っ伏した。
2026/02/15
アズサ様
イチャコラというか宿儺様の管理(管理?)みたいになってしまいました。宿儺様絶対成績優秀ですって、成績だけは。