果てもなく(連載中)
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
アゲハは朝から夕方までフルタイムでバイトらしく、私も私で昼間は散歩に出ているため昼食は作らずお昼少し前に外に出た。
眩しいほどの晴天に帽子を深くかぶってから電車に乗り米花町の大きな森林公園に向かった。
車でも買うか。臨時収入もあったし。
そうして木陰を探し歩きちょうどいい感じのベンチがあったためそこに腰を落ち着けた。
日の光も遮るし風が気持ちいい。
「んーー……!」
と体を伸ばしてから本を取り出し読もうとしていれば、ふと人の気配を感じ顔を上げると少し離れたところからこちらを見ているベージュの髪にメガネをかけた背の高い男がこちらを見ており、こちらも観察してしまう。
服の上からでもわかるようにバランスよく鍛えられているようだしちょっとした既視感を覚えるがまあきっとこの世界の正規の住人でどこかにいたのであろうと頷き本を開いて顔を落とす。
どうでもいい。心底、どうでもいい。
そんな私の態度に男も興味をなくしたというよりただちょうど目があっただけだということで公園から去って行き、私も興味がないためすでにその存在は私の中から出て行ってしまったようだ。
数日後、また会うことになるが忘れた存在であるため「初めまして」になるのだけれど。
Next