果てもなく(連載中)
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ポアロで早めの昼食と食後のコーヒーを楽しみ、チラチラとアゲハに手を振ってポアロを出れば眩しい太陽が降り注いでおり目を細めてしまう。
今週の食事当番はアゲハであるが、買い出しくらいはしておこうとスーパーに向かい食料品を吟味する。
キャベツが安いので買っておくか。
そしてある程度の食品を袋に入れ両手に持ってタクシーを呼び止めると、裏道から飛び出すように人が出てきてタクシーの写真を撮っているのが見えた。
何かしたっけ、私。
日本に来たのはこの人生では初めてだけどそれ以外で顔出しで仕事はしていない。変装していたので私の顔を知る人はいないと思うけど……。
念には念を押して行き先を杯戸駅にしてもらい、そこからまた別のタクシーに乗り込んで今度は自宅に向かった。
料金を払い鍵を開け自宅に入ると自動で鍵がしまり、覗き窓から外を伺う。
特に誰かが来ているわけでもないようだ。つまり上手く撒けた。よしとする。
食品はしまい込み共同ルームのソファーにポスリと倒れ込むとスマホも財布も投げおいて私はお気に入りのクッションを抱き締めるとそのまま眠ってしまった。
夕方、ガチャという音にパッと目を覚ましてあくびをしながら起き上がれば、ちょうど アゲハが帰ってきたようで、まだ眠たげな私を見て
「夕食は」
軽めがいいかなと尋ねかけられた。
「ポアロの安室さん特製のハムサンドもらっちゃった!」
「おー、それは嬉しい」
私をつけようとしていた人がアゲハと住んでいることを知ったら面倒だが、だからといってアゲハにこの話をするのはやめてにしておいた。
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