果てもなく(連載中)
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喫茶ポアロを探しがてら歩いていれば車道の脇に止めてあるクラシカルな車を見て
「ほーん」
と眺めていながら歩き続けなんとなく車の中を覗き込んでしまう。
ずいぶんと可愛らしい車だな。
それが私のたった一つの感想。それだけを持ってまた歩き始めれば脇道から黒ずくめの二人組が出てきて私は鼻をですんと動かしてしまった。
これは硝煙の匂い。
そして明らかに堅気ではないが関わるのは嫌だと私は歩く速度を少し早めその場を後にした。
背中に突き刺さる視線は無視することとする。
そうしてまたポアロを探していれば前方に喫茶ポアロという看板を見つけ、なんとなく上を見上げ毛利探偵事務所という文字を見て、膝から崩れ落ちるところであった。
お察し。名探偵コナン。そういうことね。
今の人生を生きる前世で名探偵コナンの漫画を見ていたが 正直30年も経てば内容なんてほとんど覚えてはいない。
腕時計型麻酔銃でコナンが毛利小五郎として謎解きをするということは覚えているが本当にそれだけだ。
カランという音を立てながら入店すればアゲハと褐色肌の男は笑顔で迎えてくれて私はカウンターに案内される。
おしぼりと冷や水を置かれたところでアゲハに昼のおすすめをと注文すれば笑顔で応対してくれて、なかなに賑わっている店内の音を聞き 目の前にコーヒーを置かれた。
「美味しい」
そう呟くと褐色肌の店員は嬉しそうに笑い私はついで置かれたハムサンドを口にすると美味しすぎて肩がぴゃっと跳ねてしまった。
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