正直になって
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窓から差す朝日で目を覚ます
隣にアイゼンが寝ていることに少しだけびっくりして
ああそうだ、と昨夜のことを思い出す
胸元に赤い跡を残され、衣服を脱がされたのはあっという間だった
初めて経験した彼の指が、手が、身体が
全てが愛おしくて自身を委ねた
彼の内に秘められていた男の部分を見せてくれたような…
その代わり、自分の知らなかった自分を彼に引き出されたわけだけど…
火照ったお互いの身体を思い出してしまって恥ずかしくなる
『………起きなきゃ』
あまり長居して部屋を出るときに誰かに見られても面倒だ
アイゼンを起こさないようにそっと布団から出ようとした時
大きな手がわたしの腕を掴んだ
「…………行くなよ」
いつもより低い声に、少し驚く
『あ、アイゼン起こしちゃった?でも、あたしもう起きないと、部屋で着替えないとだし…』
しかし、腕を掴む手の力が弱まる様子はない
『………アイゼン?』
「………う……ん…」
どうやらまだ寝惚けているらしい
『アイゼン、離して?』
「…………断る」
『えっ、あっ…ちょっ…!』
腕を引っ張られベッドのなかに引き戻される
彼の両腕が背中までまわってぎゅっと抱き締められる
「…俺のこと、嫌いになってねえか?」
『えっ…?』
ああ、そういえば、嫌われたくないから手を出さなかったとか言ってたっけ
『嫌いに、なってないよ。………ずっと好きだよ』
「………そうか、そういえば、おはようのキスがまだだったな」
『えっ?…あっ……、んっ…』
乱れた髪もお構いなしに
いきなり深く交わるキスに戸惑う
いやらしい手つきで腰をさするものだから、まさか今から、なんて思ってしまったけれど
満足したような顔で唇を離せば、さっさとベッドを出て着替え始めた
………少しだけ期待した自分が恥ずかしい
いや、朝からやられても困るけど…
「ほら、トシユキ、今日はこれ着てろ」
バサッ、と服が投げられた
ああ、この間この部屋に起きっぱなしにしちゃったやつ…
『あ、ありがとう』
「寝巻きで部屋を出るところを見られても面倒だしな」
自分もさっさと着替えた
「トシユキ、行こうか」
『あ、うん、』
扉の前まで行くと、アイゼンが耳元で囁いた
「今夜も俺の部屋まで来てくれてかまわんぞ?」
『ちょっ…馬鹿!』
不適な笑みを浮かべながらアイゼンは扉をあけた
わたしはどうやら、彼の大変な枷を外してしまったようだ
隣にアイゼンが寝ていることに少しだけびっくりして
ああそうだ、と昨夜のことを思い出す
胸元に赤い跡を残され、衣服を脱がされたのはあっという間だった
初めて経験した彼の指が、手が、身体が
全てが愛おしくて自身を委ねた
彼の内に秘められていた男の部分を見せてくれたような…
その代わり、自分の知らなかった自分を彼に引き出されたわけだけど…
火照ったお互いの身体を思い出してしまって恥ずかしくなる
『………起きなきゃ』
あまり長居して部屋を出るときに誰かに見られても面倒だ
アイゼンを起こさないようにそっと布団から出ようとした時
大きな手がわたしの腕を掴んだ
「…………行くなよ」
いつもより低い声に、少し驚く
『あ、アイゼン起こしちゃった?でも、あたしもう起きないと、部屋で着替えないとだし…』
しかし、腕を掴む手の力が弱まる様子はない
『………アイゼン?』
「………う……ん…」
どうやらまだ寝惚けているらしい
『アイゼン、離して?』
「…………断る」
『えっ、あっ…ちょっ…!』
腕を引っ張られベッドのなかに引き戻される
彼の両腕が背中までまわってぎゅっと抱き締められる
「…俺のこと、嫌いになってねえか?」
『えっ…?』
ああ、そういえば、嫌われたくないから手を出さなかったとか言ってたっけ
『嫌いに、なってないよ。………ずっと好きだよ』
「………そうか、そういえば、おはようのキスがまだだったな」
『えっ?…あっ……、んっ…』
乱れた髪もお構いなしに
いきなり深く交わるキスに戸惑う
いやらしい手つきで腰をさするものだから、まさか今から、なんて思ってしまったけれど
満足したような顔で唇を離せば、さっさとベッドを出て着替え始めた
………少しだけ期待した自分が恥ずかしい
いや、朝からやられても困るけど…
「ほら、トシユキ、今日はこれ着てろ」
バサッ、と服が投げられた
ああ、この間この部屋に起きっぱなしにしちゃったやつ…
『あ、ありがとう』
「寝巻きで部屋を出るところを見られても面倒だしな」
自分もさっさと着替えた
「トシユキ、行こうか」
『あ、うん、』
扉の前まで行くと、アイゼンが耳元で囁いた
「今夜も俺の部屋まで来てくれてかまわんぞ?」
『ちょっ…馬鹿!』
不適な笑みを浮かべながらアイゼンは扉をあけた
わたしはどうやら、彼の大変な枷を外してしまったようだ