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海司:アイツ、クリスマス 喜ぶんスかねぇ…。クリスマスって嫌な思い出しかねーと思うんですよね。昴:嫌な思い出?海司:アイツん家の母ちゃんがですね……。昴:あ?なまえの母ちゃんが、どうしたんだ?海司:はぁ…、あのスね、オレ、幼なじみでガキん時からアイツは知ってますけど…アイツん家の母ちゃんは数える位しか見た事ないんスよ。そん位、アイツ1人でほったらかされてたんです。海司:アイツ いつも、それこそ、冬でも公園に居たんで、アイツん家にも行った事もなくて。で、クリスマスを知らねーって言うんでオレん家に呼んだんスよ。海司:目キラキラさせて楽しそうでね。夜、帰る時に、うちの親がサンタから預かったんだってアイツにクリスマスブーツの菓子持たせたんスよ。スゲー喜んで胸に大事そうに抱えて…。海司:けど…玄関出た所で、アイツの母ちゃんが…。いつもほったらかしのくせに…、母ちゃんが表にいて、いきなり「勝手な事すんな」っつって、アイツを張っ倒したんスよ。オレん家の親が、こんな小さな子に乱暴するもんじゃないって止めに入ったら、ますますヒス起こして。海司:…アイツから無理矢理、ブーツ取り上げて目の前で踏み潰しながら、「お前になんかサンタは来ない!」って。さすがにうちの親もキレて大騒ぎになって…。散々騒いで母ちゃん、「勝手な事した罰だから帰って来んな」ってアイツ置いてちゃって…。昴:………。.
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