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「なんか見たいのあった?」「うん。あそこのショップ、ハロウィンものでいっぱい。楽しそう」「見て行くか?」 雑貨、食品、キャラクターグッズ、キッチン用品、メイクグッズ、文具、ちょっとした衣類、色んな種類のものがある中の一角がハロウィンコーナーになっていた。カボチャやおばけの可愛いグッズを見て『可愛い!』とにこにこしながら見てる。上の方に猫耳の写真の箱を見つけ『猫耳?』と彼女が手に取った。「ねぇ、これ脳波で動くんだって」「耳が?」「うん。ハロウィンセール対象品だって。ふぅーーん」 欲しい? そう訊ねようとしたが、こっちを見た彼女の顔で答えが、聞かなくても分かった。ちょっとむにゅっとした口元の猫っぽい顔で、好奇心いっぱい[どんなのかな? 遊びたい!]そんな表情だった。(ふふ。分かり易い。漫画で今の彼女の表情を描くとしたら、オレだったらギリシャ文字、オメガの小文字ωの口を描くな。これは、買いだな) 箱を受け取り眺めながらそう思ってた。「面白そうだから二つ買ってやってみようか? なあ? 猫耳セバスチャンと猫耳シエルでも良いんじゃねー?」「ん? 猫耳セバスチャンと猫耳シエルかあ。可愛いかも」「じゃ、買おう。安くなってるしな。他に欲しいのは?」「んーある」「じゃあ、それも買ってこう」「うん、ありがと。これとこれとぉ。あとねぇ、あのさ。今流れてる曲」「これ? ハロウィンの曲か。えーと」 スマホのアプリで曲を聴かせて調べた。「きゃりーぱみゅぱみゅのCrazy Party Night ~ぱんぷきんの逆襲~だって。CDがいい? ダウンロードでもいいならすぐするけど?」「ダウンロードでいい。お願いします。きゃりーぱみゅぱみゅって数曲しか聴いた事ないな」「そういえば、そうだな。会計してご飯行くか。その時に落としてやるから」「はーい」 ハロウィンの雑貨を数点と猫耳を買って、食事をして帰宅した。
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