愛ゆえに。(H無し√)
夢小説設定
本棚全体の夢小説設定主人公は男装女子なので男でも女でも通用する名前がおすすめ。
例えば、
ユキ、ジュン、アキラ、カオル、ユウキ、ヒカル、チヒロ、ケイ、ナギサ、ハルキ、ミチル、シノブ、ハルヒ、レイ、レン、リン、ミライ、ヒナタ、ユウリ、マコト、マスミ、ミソラ、ハヅキ、カヅキ、ヒロ、ユウ、シュウ、ハル、ナツキとか?
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「バチェロレッテ・パーティー。本来は、結婚する女性のために開かれる女子の宴。所謂、女子会みたいなのだよ。独身女性を[バチェロレッテ]と呼ぶんだけど、結婚前に独身最後にやるパーティーで、アメリカとかカナダなんかで行われている。最近は、日本にも伝わって来てるらしいよ。リムジン貸し切りしたり、女子同士で下着見せあったりしてバカ騒ぎするとか」
小笠原が説明する。
「みんなではっちゃけるんだよ。さっきの男は、多分ストリップダンサーだな。だから僕の男の好みを聞いたんだ。だろ?」
「そッス。好みと違いました?」
「ん、ダメだな。全然違う。僕の好みはさー」
オレをグイッと引いてニヤっと笑う。
「このひとだもん」
「でもさっきの、結構上物、選んだんスけどねー」
「プッ、ハッハハ。上物って。ミーコ、それじゃお前、エロオヤジみてーだよ? 上物でもなんでも、以外は好みじゃないの。ダメなの。だいたいな、お前が言うように[上物ならオッケー]っていうなら大変だぞ?」
彼女がみんなにチラリと視線をやり、ミーコを見てニヤリと笑った。
ミーコは、周りを見て『うん、うん、確かに』と納得する。
「姐さんの周り、上物も上物、つー位のイケメンさんが勢揃いッスもんね。ただの上物好きなら、浮気し放題。食い放題になりますね」
「ふふ、お前は。言う事が過激だな。さすが肉食女子。僕は極上の男がただ一人だけいてくれれば、それで充分。僕には、ダーリンが最上で極上なの。他に極上はいない。だから、最初から無理があんだよ」
「うわっ、姐さんにノロけられた!」
「だけどマジ、アレ以上脱がれたらどうしようかと思ったよ。知らない男なんて僕、特にダメだ。キモかったぞ。お前達は知らない男でも、平気なんか?」
「いや、自分も多分ダメッス」
国枝ときよが言う。
「ミーコは……、とりあえず食うとか言いそうだ、な」
「へへ……姐さんよくご存じで」
「ミーコは、男居んじゃねーか。お前ねー。一回でも何でも、行動したらソレ浮気だかんね?」
「まーでも、せっかくだから試さない事にはねー」
「……はぁ。ミーコ、彼氏がそうやって、どこぞの女としてたらどーすんの?」
「分かんないッスけど、バレないようにしてくれたら良いかなーなーんつって。へへへ……」
「本当かぁ? 分かんねー。ついてけねーよ」
「いや、自分もついてけねーッスから、行かなくて良いと思いますよ」
と、国枝。隣できよが頷く。
「ま、それもそうか。ふふ……つーか、お前のその奔放な発想は、若さ故なのかなー? 若さの差だったらショックだ……」
「確かに、ミーコが一番若けー……」
「ああ……」
そう言って彼女ときよと国枝がため息をついた。
「何、言ってんスか。まだまだイケますって」
「ミーコ、それ、慰めになってない」
と、きよ。続き国枝がボソり。
「確かに」
「だなー。……はあー」
彼女達がまた、ため息をつく。
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