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オレを含めた男共が腰が抜けそうに驚く。「うん、でもね、絶対条件で、スパで水着着用。これ、厳守」『はぁあー……』とみんなが脱力する。「バカ! 驚かせるな!」(堂々と浮気宣言かと、思ったじゃねーか)「えへへ……ごめん」「でも、さすが昴くん、バスタイムもお洒落なんだ。そりゃおチビちゃんも一緒に入ってくれる訳だ」「はぁあーすごいわ。モテ男はちゃうな」「モテ男とか関係ねーよ。ただなまえが喜ぶから。綺麗で良い香りの風呂が気持ち良くて好きなんだよな? なまえ。癒されて、極楽極楽なんだもんな」「うんうん♪ 極楽ー癒されタイムぅ!」「あーなんかチビ助の聞いてたら温泉行きたくなって来たわー」「はぁー温泉! 良いよねぇー温泉、行きたーーい! また露天風呂で日本酒をチビチビやりながらゆっくりしたーい」「また? なまえちゃん一人で露天風呂で一杯? それとも結菜さんと?」 黒澤がつっこむ。「んー、結菜姉は……そんなに強くないしな……」 恥ずかしいのか、段々小声になり、ゴニョゴニョと濁す「一人で露天風呂で酒なんてあんまりしねーだろーが。部屋についてたんだよ。露天風呂が」『え?』と黒澤の隣で真壁が首を捻る。「鈍い野郎だなー。オレと入ったの」 「羨ましいわ。理想的やわ、ええなー」「確かに、温泉に浸かりながら女としっぽり、さしつさされつ……情緒あるなあ」「穂積みたいな肉食野獣が、そんなに情緒を楽しみながらゆっくりしてられないじゃない?」「ああ? 俺は酒も好きなんだよ。女はその後楽しめば良いじゃねえか。小野瀬、アレだろう。お前、飲めねえから悔しいんだろう」「た、楽しむ……」 真壁とそれに彼女が赤くなる。「室長、エロ話せんといて下さい。あかんですよ。ほら、真壁さんとチビが赤こうなってしまってるやないですか」「あ? 真壁はアレだけどチビ助は……」 じっと見られ困って彼女はそっぽを向いた。それを見て室長はニヤっと笑い言う。「チビ助は大方、露天風呂であったエッチな事思い出したんだろう」「ええー。またー室長! 止めて下さいよー俺達の可愛いチビをそんな」「ああ? 全く、如月も藤守も。中学生じゃねえんだぞ? お前等、チビ助に夢押し付け過ぎ」 グビグビっと飲みながら続ける。「クリクリお目めのベビーフェイスで愛らしくってもな、彼氏持ちの二十三の女だぞ? 惚れた男と居りゃあ、多少エロくってもそれが普通だろうが」「確かに……勝手な理想を押し付けるのは良くないかも」 小笠原が言うと、室長は飲みながら『おー小笠原のが大人じゃねえか』と笑った。
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