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「つまり、ボーイズラブって言うのは男同士って事だよ」 小野瀬さんが補足。続き、室長があからさまにズバッと言った。「男同士でやるって事よ。ケツよ、ケツ! ホ、モ! 全くチビ助は意外に、エロガキなのよねえ……」「ホモ? オレとローズマリーが? やめてくれ! 気持ち悪い」「気持ち悪いのは、オレも一緒だ。なんでパジャマなんかと。鳥肌が立つ!」 ヤイヤイ、言い合う隙に小野瀬さんが彼女に妖しく迫る。「泪お父さんのエロ菌が、おチビちゃんに感染したんじゃない? でもエロいおチビちゃんか、良いねぇ。エロいおチビちゃんも。ねぇ、もーっと色々と教えてあげようか?」「結構ですっ!」 彼女を小野瀬さんから隠す。「なーんだ。後藤くんとイチャイチャしてるから、その隙にいただいちゃおうと思ったのに。残念」「なっ!」 また声が重なった。(チッ!)「一柳、ハモるな! イチャイチャなんかしていない。気持ち悪い! だいたい、ローズマリーが乙女──」 みんなが、オレとパジャマに注目している。ハッとしてパジャマが黙った。「喧嘩するほど仲が良いかあ。なるほど。なまえちゃん説すごいな」 そらが言う。合コントリオがうん、うんと続く。「広末、何がすごいんだ?」 後藤がそらをジロッと睨み、合コントリオは口をつぐんだ。そしてとりあえず、バカな気持ち悪い話はしずまった。 その時『あー!』と黒澤がどこかを見て、いきなり叫んだ。パッと立ち上がり、フォトスタンドを取り上げ眺める。「今、ここに超激レアな写真が……」 見せろ、見せろとみんなが群がる。『大勢だと、見難いですね』そう言って黒澤が、ちょっと考え、フォトスタンドの隣に置いたハンディカムを取った。『これ、確かプロジェクターついてましたよね? 借ります!』黒澤が勝手にフォトスタンドからカードを出しハンディカムの電源を入れ操作する。『あーここにも激レア!』この前撮った控え室の風景を、写し出した。「あー行ったんや? なぁ、これ見てもええ?」 期待のこもった目で見られ渋々承諾する。「こんなサービスが、あるんですか?」 石神が聞いて来る。「ああ、なまえの希望で探したんだ」「高いんですか?」 海司が興味津々に聞いて来る。結菜に着せたいんだろう。「お前、結婚式の時、写真撮ったろ。それと変わんねーよ。撮りてーなら後で、場所教えてやるよ」「あざーっす! なまえでこんだけなら、結菜のならもっとだな……」
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