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穂積:…そうね。まだ治らないと決まった訳じゃないわね。みんなの言葉に気を取り直すようにいつもの口調に戻り室長が言う。如月:ちょっと、ちょっとそりゃー現実的な事は言いましたけど、俺だってチビの面倒みますよ。俺、下がいますからね。子守りは慣れてますから任して下さい。穂積:あら?下なんて私もいるわよ。弟だけど。小笠原:子守りが得意には見えない。明智:確かに…泣かせていそうだ…。穂積:何よ。アンタ達失礼ね。鍛えてると言って。…ところでチビ助って病院嫌いよね?又逃げ出さないかしら?小笠原:可能性はある。今逃げ出したら、行方不明になるか、事件に巻き込まれる危険性大。藤守:あかんやん。結局、その日の内に一柳家が懇意にしてるいつもの病院の個室に移し付き添う事にした。*****なまえ:ふぅーん、じゃあさ、中身だけワープしたみたいだね。こうやって見ると手も大きいし身体も大人だもんなー。説明を聞き、ちょっと不思議そうな顔で自分の手を眺める彼女。ふと、オレを見てなまえ:そういえば…お巡りさん、どっかで見た事あるよーな……うーんー…お巡りさん、小さい頃の僕に会った事ある?昴:小さい頃はねーな。小さい頃の話はなまえから聞いてたけどな。なまえ:大人の僕?昴:ああ、オレは大人のなまえとすごーく仲良しでいつも一緒にいたからな。なまえ:ふぅーん…ずっと一緒か。良いなあ…やっぱり僕、お巡りさんに見覚えある。うーーん(じーっと見て)あっ写真だ!公園のおじちゃんの持ってたお兄ちゃんの写真に似てる!なまえ:お巡りさんも公園のおじちゃん知ってるって言ったよね。僕と公園のおじちゃんも仲良しでね。よくお話するの。でね、公園のおじちゃんにはね、昴お兄ちゃんって子供がいてね、おじちゃんはよくお兄ちゃんのお話してくれたり、写真を見せてくれるの。なまえ:かっこよくて、頭も良くてね、お話も上手で…ピアノも引けて…でね、会った事ないけどさー、お話聞くと、きっと優しいお兄ちゃんだと思うの。僕さ、お兄ちゃんのお話聞くの好きなの。…一回で良いから一緒に遊びたかったなー。昴:公園のおじちゃんに遊びたいって言ってみたら良かったのに。なまえ:んー、だって。…今はさ、中身だけワープだから分かんないだろうけどさ。僕、…ちょっと汚ない格好で、みんなに笑われたりしてるから…。写真の昴お兄ちゃんは白いシャツに蝶ネクタイして紺色の良いとこの学校の制服着てかっこよくて…アイドルみたいだったもん。なんか…僕、違い過ぎて言えないよ。恥ずかしいじゃん。へへ…そういうの『住む世界が違う』って言うんだってさ。大人が言ってた。昴:(…ったく、そんな事ガキに教える大人ってどんなヤツだよ)でもさ…お前って頭、良いよな。なまえ:えー、そんなの初めて言われた。えへへ……ありがとう。昴:…クスッ(真っ赤かだ)お前、言えば良かったんだよ。お兄ちゃんと遊びたいって。そしたら友達になったかも知れないぞ。.
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