ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「……なぁ?」「んー?」「しよっか?」「え? まだ明る──あっ『愛し合うのに時間は関係ねー』……んだったっけ。昴、したいの?」「ん。お前があんまり可愛い事ばっか言って、オレを煽るからだぞ。責任取れ。つーか昨夜は、姫が寝ちゃったからな。姫始め、おあずけ食ったし……それに、明日を考えると今夜は出来ねだろ?」「う、うん。今夜は早く寝ようね」「だろ? だから今からしよ? な?」 迷ってる様子の彼女の返事を聞く前に、口づける。(今、その気にさせてやるよ)「……っん……ァッ……んふ」 そのまま首筋に唇を這わす。ざっくりした彼女のセーターの裾から手を挿し込み、素肌の上をつつーっと指を滑らせると彼女がぴくんっと震える。「滑らかだな。気持ち良い……。お肌、プルプルだ」「ンフ、ぁッ、んん、ま……待って、ここじゃ……ソファーだし」 そうオレを見る彼女。潤んだ瞳、上気してピンク色に染まる頬。そして、そのせつなそうな表情にそそられる。たまんなくエロ可愛い彼女を、ひょいっと抱き上げ柔らかく見つめる。(よーし、成功。可愛い……)「さ、姫。ベッド行こうな。今年も、いっぱい可愛がってやるから楽しみにしとけ」 もう一度キスをして、くったりとオレに凭れる彼女を運びながら、さっきの話を思い出す。(良い事の起こる吉夢か。良い年になりそうだな……つーか、もう既に幸せだけどな。きっと……この愛しい彼女が、共にいてくれる限りオレは今年も、来年も、ずっと幸せでいられる。間違いねー) そんな確信を持ち、オレの幸運の女神をより一層大切にしようと……守って行こうと、ひとり、胸の中で誓った──。──初夢と新年に思う事。──End.
このサイトの読者登録を行います。 読者登録すると、このユーザーの更新履歴に新しい投稿があったとき、登録したアドレスにメールで通知が送られます。