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「あー笑った! バカみたい? だってぇ。万が一にも、そんなで死んだらやだもん。怖いもんね!」「バカにしたんじゃないよ。だよな。止めて良かったよ。もしも万が一、悪い結末になったらさ。今、ねーもんな。それに、なまえは怖いの嫌いだろ? お前が、一人で怖い思いしなくて良かった。止めて正解」 彼女の頭にそっとキスをする。「本当? バカみてーって思わない?」 くりくりお目めで下から見上げながら、そう聞いて来る彼女。「思わねーよ。オレが姫をバカにするワケねーだろ。例えば、他の奴らがバカなって言ったとしても、オレはお前の味方だよ」 そう言うと嬉しそうに笑って、オレの胸に抱き付いて来る。両手で受け止め彼女を上に乗せたまま、後ろに倒れソファーに横になる。彼女のぬくもりが心地好い。「姫ー」「ん? なぁに?」「今年もよろしくな」「うん、よろしくお願いします。ねぇ夫~。重くない?」「あっはは……夫か。また新しい呼び方だな。オレの妻は軽いからな、重くねーよ。あったかくて心地好い。って、お前。肩こってんな……緊張してる?」「んー明日だからなぁ……」「写真撮って食事するだけだ。そんなに緊張しなくて平気だぞ? そうだ。胡麻油のマッサージしてやろうか? 奥さん」「正月早々、亭主にそんな事させたら罰が当たるよ。僕が、夫にマッサージしてあげる。胡麻油はやり方分かんないなー。夫、やり方、教えて?」「罰なんか当たらねーよ。オレは、お前にしてあげたいの。好きだろ? アレ」「うん、超気持ち良いもん。だから、夫にもやってあげたいの」 結局、二人で交代でアーユルヴェーダマッサージをした。彼女は、気持ち良さそうに時折『はぁあ。極楽ぅ~♪』とうっとりした。やり方を教えてやると彼女が、オレにしてくれた。かなり気持ち良くて、本当に極楽気分だった。そのまま二人で、風呂に入り心身共にリラックス。 上がってから軽く飯を済ませ、また二人でひっつく。幸せそうな彼女に聞いてみる。「何か、他にしたい事のリクエストねーか? 何でも聞いてやるぞ? あ、福袋とか買いに行くか?」「んー今は、昴とひっついてる方がいい。買い物はまた今度。……でも、それだと昴は退屈?」「いーや。退屈じゃねーよ」「すぅーばるぅーー」「ん?」「こうしてると気持ち良くて幸せー。独り占めだぁ♪」(…………。嗚呼、たまんねーよ。本当にこいつは。オレのツボを的確に突いてくるな。……マジで、可愛い過ぎるだろ) キュンキュンと胸に来て可愛いなまえが、愛しくて堪らなくなる。
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