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「僕もーおかわりっ!」「あれ? もう呑んだの? おチビちゃん、ずいぶんピッチが早いんじゃないの?」「んー? ねぇ、室長ぉー入れてよぉ。入れてーぇ」「あ? 何だ? チビ助、俺に挿れて欲しいのか?」「うんっ!」 彼女が無邪気に頷くと、室長が男口調で言う。「そうか。挿れて欲しいか。なら、イヤって程いっぱい挿れてやるか? とろんとろんになる位に……欲しい?」「とろん、とろん? んー分かんないけどぉ、欲しいー! いっぱーい入れてぇー。室長ーいっぱーい、いっぱい欲しいー」「ふーん、そうか。なら[泪さんいっぱいちょうだい]っておねだりしろ」「おねだり? おねだりかぁ。おねだりしたらいっぱいくれるのぉ? ふぅーん。なら、するぅー。泪さぁん、いっぱぁーい、ちょうだい?」 言われたままに、おねだりする彼女に藤守が言う。「ちょっ、なんやの? その会話。エロいわー」 事態が分かってない彼女は首を捻り『エロい? エロいのぉ? ぅんー?』と口を尖らせ悩む。そして、答えを求めるように室長を下から見つめた。(わっ! それじゃ、まるでキスをねだるみてーじゃねーか! 尖らせた唇が危険だろー! なまえ!) オレの危惧通り室長がニヤリと口元に笑みを浮かべ、彼女の顎を掴みクイッと上げた。「何だ、お前。ずいぶんおねだりが上手じゃねえか」 オレはギョッとして焦り、やけに近くなっている二人の距離を離すように彼女を引き寄せた。「ダメですっ! 何、言ってるんですか! なまえは、オレのです。いくら室長でも、ぜってー渡しませんよっ」「フン、ばぁーか。冗談だ。チビ助ほれ」 つまらなそうな顔をしてから彼女に酒を注ぐ室長。「そ、そやろーな。冗談や、冗談。そないな訳あらへんわ。そやけど、室長もチビもペースがめっちゃ早いですよ」 藤守が心配すると、明智さんも彼女に注意する。「チビ、もっとゆっくり飲め。ピッチが早いぞ」「ん? ぅーんー? 早い?」「そうや、もっとゆっくり呑まなあかんよ?」「…………」 “ごくごくごく” 彼女はグラスを見つめたかと思ったら、止める間もなく、一気に呷り『プッハー』と口を袖で拭った。「あっ! ああー、ゆっくり呑まなあかん言うてるそばから、なんで一気するんや。ちぃーと無茶苦茶やで。自分」「ねぇっ? 明智しゃん、藤守しゃん! 早いってこういうのれしょー」 彼女がケラケラと笑いながら尚も水のように酒を一気に呷る。その様子に明智さんがちょっと焦った声を出す。「お、おい、大丈夫なのか? ……昴、少し水を飲ませた方が良いんじゃないか?」「ですね。ほら、なまえ、こっち来い」「んー?」 酔ってぐにゃぐにゃなって来た彼女を抱き上げ、膝に乗せ『これ飲んで』とレモン水を飲ませる。
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