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『へえー』と声があがる中、どうだと、胸を張った如月が言う。「あれでしょう。一柳さん、可哀想だからってチビをかばってるんでしょー?」「バーカ。如月、やっぱりお前はまだまだ未熟だなー。オレの奥さんはクラクラ来る位に色っぽいぞ? お前のイメージだと仔犬系だろう? 確かに仔犬っぽい所もあるんだけどな。俺には時々妖艶に翻弄してくれる気まぐれで小悪魔な猫になるんだよ。豹変するの。ギャップ萌えでメロメロにされるぞ」「えーー。オーバーに言ってませんかー?」「そやけどー、如月くん。ほんまに、そうかも知れへんで? なんもなくて言うとるとは思えへん。事実やとしたら、実に羨ましいわ。昴はランキングに入るようなモテ男やぞ? そのモテ男にああまで言われる位やで? ……ええなあ」「確かに。それに、彼氏限定でエロカワ女子度が高め。いいかも……」「ふっふふ。羨ましいか。でもやんねーよ。オレのだもんねえー」「でも、そう言われるとますます奪ってやりたくなるよねぇ」「あ、ダメです! やりませんよ。小野瀬さんは他で探して下さいよ?」「うん? 昴くん。今危ないのは、俺よりあっちじゃないかなぁ。いいの?」 ニヤリとする小野瀬さんの視線をたどると、語らいながら楽し気に室長と酒を飲む彼女。あんまり楽しそうで、なんとなくムッと来てひょいと持ち上げ膝の上に確保する。「う、うわ! こぼれるぅこぼれる。あ、あーあ。勿体ない……」 ちょっと膨れ気味に言う彼女の手が酒で濡れてる。「ん? こぼれたか? どれ」 ニヤッとしながら、舐めとった。どうだと見せびらかすように、あんぐりする奴らを見る。『ひゃぁ』と真っ赤になる彼女。室長が『このエロ男め!』とクッションを掴み投げて来た。彼女を抱えたまま、クッションをはじき避ける。はじかれたのが、如月の顔にバフンッと命中した。彼女がウケてけらけら笑い出す。「なんや、超ウケとる」「笑い上戸だね」「チビー笑い過ぎだー。えいっ!」「キャー!」「おっと。大丈夫。オレがついてて、如月のヘボ投げなんか当てるワケねーだろ。ちゃーんと守りますよ。姫」 ウインクして言うと彼女がポーッとした。如月が悔しそうにクッションやら手当たり次第滅茶苦茶に放り、今度は室長に当たった。「おわっ! ──きーさーらぎーぃ」「うわ、ヤバい。ぎゃあー!」 とっ捕まった如月と、室長によるプロレスごっこが始まった。酔って笑い上戸になったオレのアゲマンな小悪魔ちゃんは膝の上で大はしゃぎだった──。──────ある日の飲み会 ②○○○診断テスト。──End.参考あなたのキラキラ女子度は? キラキラ女子度診断(http://koigaku.machicon.jp/judge/11542/)あなたのアゲマン・サゲマン診断(http://koigaku.machicon.jp/judge/11534/)あなたは小悪魔系? 「エロカワ女子度」診断(http://woman.mynavi.jp/shindan/150813/)
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