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「いいの。言ったでしょ? 僕はすうのものだから、君の好きにしていいんだよ。僕はね、君の笑顔と愛があれば頑張れちゃうの。……だからもっと僕に愛をちょうだい。溢れる位に──愛して」 そう彼女は甘い声で、オレの心を打ち抜いてそっと耳朶を甘噛みした。心の底から彼女に痺れ、もう彼女を求める欲求に抗う術も、理性もぶっ飛び彼女に溺れて行った。白く柔らかく、少し痩せたその身体が全身でオレの愛に答えてくれる。溢れる程、愛をくれと言われたのに、与えるつもりがいつの間にか溺れる位の愛で、甘くとろけるような幸せにすっぱりと包まれる。(嗚呼、本当にかなわねえな。結婚してもうすぐ一年になるってのに。相変わらず溺れちまう。離せねー。オレをこんな気持ちにさせるのはお前位だ)「んっ、愛してる……はぁー、愛してるよ」「ああぁ……すぅうぅ。僕も昴を愛してるぅ。ねえ、もっと感じて。僕の愛をもっと……んんー」「ああ、感じてるよ、お前を。キュンキュン、胸に響いてくる。ああ……幸せだ。はぁ……愛してるよ」 ちょっと肌寒くなって来た夜に、お互いの熱と愛を分け合い幸せな時間を過ごした。 やっぱり彼女は疲れてるようで、行為の後でオレにぐったり凭れていると思ったらすぅすぅと寝息を立てて寝てしまった。数ヵ月前より明らかにほっそりとした頬や身体を見ても、疲れているのは一目瞭然。それでも、こうしてオレを愛してくれる。(もうすぐ、オレの誕生日と結婚記念日だ。こいつの事だから疲れてても、ほっといたら何か計画するんだろうな。その前にオレが計画を立ててこいつを記念日のゲストつー事でお膳立てしちまわないとな。何か、喜びそうな事でリラックスして休養も取れるそんなのが良いなあ。そうなると、やっぱり*旅行かな。国内なら北海道、京都、金沢、飛騨高山に行てーって言ってたよな。どこが良いかなー。今、調べたり色々すっと起きちまうな。ふふ。可愛い顔で寝てる。起こしたくねーし、離れたくねーな。明日調べよう。休みも取らねーと。よし、明日から行動開始だ) けなげで優しいオレの最愛のひと。そんな彼女に滅茶苦茶楽しい時間をプレゼントしたいと寝顔を見ながら思った──。*このお話の続きは裏描写OKの方は32。(Hあり√)裏描写無しの方は32。(Hなし√)どちらかの√でお読みいただけます。──声。──End.
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