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「ふふ、本当に何が食いたいんだ?」 彼女の希望を聞き『出来るまで寝てろ』と寝かせて急いで仕度をする。 出来上がり、彼女を迎えに行くが寝始めてしまったらしく『お腹……空いた……けど眠い』と寝惚け眼で、もにょもにょと言いなかなか起きれない。「エネルギー切れたな。やっぱ、限界まで付き合わせ過ぎたか。先に飯食わせねーと回復しねーな、きっと。運んで食わせるか。裸ん坊じゃ寒いよな。何かでくるんで……」 洗濯してしまってあったふわふわでやわらかいアイボリーカラーのブランケットを取り出す。いつも使ってるハーフサイズの(*140×100cm)ブランケットより大きく、シングルサイズ程あるそれは、やわらかな手触りが気持ち良いと彼女のお気に入りだ。「これなら軽くて大きめだし……丁度良い」 裸ん坊の彼女をくるんでみた。(可愛い……このあどけなさ。なんつーか反則気味な可愛さだ。性格とかやる事とかも可愛いしなー。もうたまんねーよ。これじゃ手離せ無くて、つい無茶もさせちゃうだろ。だけど、手放せねーとかって無理させんのもやっぱ可哀そうだよな。オレも、もうちょっと気を付けねーと。大事な大事な奥さんだからな。さてと……) 食卓について座らそうとしたが寝こけてて転げ落ちそうになり諦めて抱いたまま座り、起こそうと名前を呼んでみるが起きそうにない。「まいった。起きそうにねーな。どうするか?」 仕方が無いので、もう少し待つ事にした。待つ間、腕の中の彼女の寝顔を眺める。気持ち良さそうなそのあどけない顔を見てるだけで、あたたかい気持ちがして来る。「本当にお前はスゲーな。起きてても、眠っててもオレに幸せをくれるな……フッ、催眠術の腕も天才的だし? ふふふ……姫は最高だ」 ちゅっと頬にキスをしたら愛しくなって思わずぎゅーっと抱きしめた。「ふぁ?」「あっ起きたか。ご飯出来たぞ。食べるか?」「ん……。食べるぅ」「じゃあ、食わせてやる。ほら、あーんしろ」「あーん」 モグモグして『おいひー』と顔をほころばせる。「ふふ。それは良かった。ま、オレが愛を込めて作ってんだからな。しっかり味わえよ」「あい。ありがと。心していただきます」 食べている内に元気になって来た彼女と結局食べさせっこみたいになった。そんな風に食事を済ませまたソファーで寛ぎまったりとする。
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