ジョシュア:なまえ、お前のおかげで有意義な時間を過ごせた。礼を言う。次、来日した際にはまた日本の色々な事を教えて欲しい。お前と知り合えて良かった。危険な仕事だ。くれぐれも気をつけるように。何か困った事があれば、言って来い。力になろう。
そう言って差し出されたジョシュア王子の手を取り握手する。
なまえ:ありがとうございます。ジョシュア様も何かとお忙しいでしょうが、お身体にお気をつけになって下さいね。
微笑み言うと今度はエドワード王子が優しい微笑みをくれる。
エドワード:楽しい時間は あっという間ですね。もっと可憐で麗しい花を愛でていたいですが……。
優雅に美しく微笑み、スッと長い指で僕の頬を撫でた。
エドワード:姫君、またいつかお会い出来る事を楽しみにしていますよ。
エドワード王子はスマートに、自然な雰囲気で僕の手の甲にキスをした。頬が熱くなった。
なまえ:ローズワイン、美味しかったです。色々お気遣いいただいてありがとうございました。
隣の昴の肩に手をポンとしながらロベルト王子が言う。
ロベルト:昴たん、なまえちゃん、楽しかったよ。これでお別れなんて寂しいな。君達はロブたんの友達だから、又会いに来るよ。楽しみにしててね。
そう言うのを眺めながら聞いていたら、ふわりと抱きしめられた。“ちゅっ”と音をさせて頬にキスされた。驚いていると、いたずらな顔でウィンクするロベルト王子。
「この前の、素敵なキスのお返し」
寝惚けて、昴とロベルト王子を間違えたあの朝を思い出し、顔から火が出そうな位恥ずかしくなった。
なまえ:あの時は大変失礼しました。
.