なまえ:お前!誰に手出してやがんだっ!その人はな、僕の、この世で一番大事な人だよ?
なまえ:……滅茶苦茶あったま来た!もー手加減しねーからな!
そう言うなまえは、全身に怒りのオーラをまとい、ゾッとするような恐ろしく冷酷な声で言った。
なまえ:……怒らせるお前が悪いんだかんな?フフッ。地獄、見してやんよ?自分のした事、たっぷり後悔しろ。
マリコ:あら、おもしろい。そんなおチビな身体で──ぐがぁっ!!
なまえが素早く近付き顎にヘルメットを被った頭で思いっきり頭突きを食らわす。
前屈みになった所を両サイドから髪の毛を掴んで反動をつけながら思いっきり、ガツ、ガツ!と繰り返しメットが割れる勢いで頭突きをする。
マリコの額が割れ、血が流れてもなまえは、お構い無しで攻撃を止める素振りはない。押さえていた頭を 前に引き気味にしてパッと手を離すとマリコが前方によろける。それを膝蹴りで迎え、喉に一撃!
マリコ:ぐぇっ!げほっ!げほっ!
しゃがみ込んだ所に肩口に踵落としを決める。
マリコ:ぐぅっ。こ、このぉー邪魔者は、消してやるんだからーっ!
なまえ:……ざけんな。俺がキレたらおめぇ1人くれぇ、目じゃねーよ?
立ち上がり掛けるマリコの頭に横蹴りを食らわしマリコをぶっ飛ばす。直ぐには起き上がれないマリコに近付き、顔面にドカッっと踏みつけるような蹴りを入れる。
なまえ:チビだと思って舐めたろ?
なまえは低くそう言いながらメットを外し手に握った。
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