なまえ:うー振るの、結構手疲れるーぅ。
昴:お?じゃあ交代。
あれからオレ達はバター作り体験に来ていた。王子達はお忍びとは言ってもやはり目立つので、人がそちらに集まりバター作りも空いていたのですぐ参加出来た。
なまえ:音が変わって来たね。タポンタポンじゃなくてシャカシャカして来た。もうすぐ?
係:(子供のようにはしゃぐなまえに微笑んで)そうですね。
なまえ:美味しいかなー?バター作りなんて初めて。
昴:ワクワクするな。
係:もう良いかも知れません。見てみましょう。
蓋を開け覗くと塊と液体に分かれてる。
なまえ:この液体は?
係:バターミルクって言うんですよ。無塩なら舐めると美味しいですけど、今回はお塩入れて作ったので飲めません。
じーっと見てる。
昴:フッ、味見してーのか?
彼女が頷くのを見て
昴:(係へ、味見しても)良いですか?
係:はい。(笑いながらスプーンをくれる)しょっぱいですよ?
なまえ:うはっ!本当だ。しょっぱい!でも、もっとしょっぱくなかったら美味しいかも。
昴:どれ?ん、確かに。料理に使えそうだな。
係:低脂肪、高カルシウムで身体に良いんですよ。
なまえ:え?カルシウム?背、伸びるかな?飲もうかな?
昴:ダメ、ダメ、しょっぱいからやめとけ。
なまえ:はーい。
係:仲が良いんですね。新婚さんですか?
なまえ:え?(はにかんで)まだ、これからその予定です。
係:それはそれはおめでとうございます。楽しみですね。
昴・なまえ:はい。
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