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(こりゃあ、早くしないと本当に放せなくなりそうだ。ラベンダー風呂には、入れてやりたいしなあ。今は我慢、我慢)「さっ、洗ってやるよ。姫は、どーぞリラックスしていて下さいませ」 そっとバスチェアーに座らせ、温度を調節しシャワーを掛けてやる。「じゃあ、頭から洗おうな。これ使うか」 シャンプーハットをなまえの頭に被せる。それさえも、似合っていて可愛く見える。「おお、これはこれは。なまえ姫。シャンプーハットまでお似合いになるとは、さすがでございます」 彼女が楽しそうにくすくす笑う。その笑顔が愛しくキラキラと見え、オレはもう一度キスをする。「可愛いですよ。姫」 シャンプーを泡立てて頭を洗ってやる。彼女は気持ちよさそうだ。「んーんー、すっごく気持ち良い。昴はシャンプーまで上手なんだね」「お褒め頂き光栄でございます。姫、お痒い所はございませんか?」「いいえ、昴が丁寧に洗ってくれたので特にありません。ありがとう」「では流しますよ」 トリートメントまで済ますとシャンプーハット外す。「ねぇ、今度は僕が昴の頭洗ってあげるよ」 彼女が振り向き言うのが彼女らしくて、ふっと笑う。「執事のわたくしが、なまえ姫に洗っていただくなんて。とんでもございません。それよりなまえ姫、お身体を洗いましょう」「遠慮しなくても良いのにぃ。それにしても。もし、昴が執事で僕が姫だったら──。きっと、ドキドキして御公務も習い事も手につかないだろうなあ」「それはどうしてでございますか? なまえ姫」「んー今のままでも十分すてきな昴がだよ? 執事服着ちゃうなんて、凄過ぎるでしょ。執事服も似合いそうだし、その長い綺麗な指に白い手袋でぇ……。勉強を見る時はメガネなんてかけちゃったりしてー。……多分、きみ。反則的にすてきだろうからさー。ドキドキ、クラクラしちゃうよ。きっと。あーぁ、昴の執事服姿、見たいなぁ。執事喫茶辺りに潜入捜査とかないかな」「フフッ……」「あ、笑ったな。ちょっと恥ずかしいやつになってた? ふふ。でもぉそうするとぉ……。女子は執事とか好きだから危険かも。昴と執事の組み合わせって最強だもん。超モテモテに違いない。はぁあぁあぁ……」「姫。そんなため息など、おつきにならずとも。どうぞ、ご安心下さいませ。わたくしの主は生涯なまえ姫さま、ただおひとりだけにございます。さぁ、姫お身体を洗いましょう。姫、こちらへお身体を。失礼いたします」 そう言って優しく彼女を洗った──。
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